どこにも書けないこと
私の心のどす黒いところは
とてもじゃないけど晒せない
表向きには人当たり良さそうに見られるけど
人からの評価や嫌われたりするのが嫌なだけで
言いたいことも言わずにいる
言えないのではなく言わないのだ
言うと自分の気持が塞いでしまうから
どこにも書けない私の想い
その場で言いたいことを言えたなら
やりたい事をなんと躊躇もなくやれたなら
どんな私になれるだろう
ブランコ
子供の頃から何度も同じような夢を見た
最近はあまりに見ていないけれど
公園のような場所で心地よい揺れを感じながらブランコを漕ぐ
最初は楽しく乗っているのだけれど、少しずつスピードが上がってくる
心地よさを超え不安がどんどん増す
更に揺れはどんどん早くなり、ブランコが支柱からちぎれて飛んでいってしまいそうな勢いに不安でいっぱいになる
降りることも止めることもできずなんとか乗っていることしかできない
でも次の瞬間、手が離れ体がふわりと宙に投げ出される
放物線を描き体が地面に着地するけど、夢だから痛みは感じない
けれどブランコの揺れは止まっていない
揺り戻されるブランコが眼の前に迫ってくる
避けようもなく、ああもうこのままぶつかってしまうのか…
と思った瞬間に目覚めるというお決まりのパターン
ブランコの形は夢を見る時により様々に変わるけれど、概ね流れは毎回同じ
このような夢の意味とは一体?
逆光
進みたい先の明るさをまっすぐに見つめると
あまりに眩しすぎて直視できないことがある
少し遠回りしたり、後ろを向いて逆光に向かって歩を進めてみることもある
時としてそのほうが本当にたどり着きたい先が見えやすかったりするから不思議だ
そんな風に回り道する言い訳を考えてみたくなるほど、私はまっすぐには進めてない
でもおかげで寄り道した先で見えた景色や体験できたこと、会えた人もある
後ろを振り返って自らの足跡から自身を取り戻すことも
そう考えると回り道も悪くないよね
こんな夢を見た
寝ている時、私はほぼ毎日のように夢を見る
それはフルカラーでストーリー性に満ちたものが多い気がする
大抵は朝目覚めるとほどなく忘れてしまうから
ものすごく楽しかったとか、面白かったとか、なんかスリルあったな…とかざっくりとしか覚えていない
体感覚を伴うときは、胸がほっこりと温かいときや、寝汗をかくほど緊張していたり、ときには涙を流しながら目覚めることもあるから不思議
自分が主演のドラマのようだったり、俯瞰して他の誰かのストーリーを眺めているような時もある。
夢は潜在意識を投影してるとも考えられるみたい
あんな事やこんな事、あの人やこの人の事
心配事を憂い、楽しみや期待を少し先取りしてみたり、反省や後悔に苛まれたり
夢の中にも第二の人生を生きているみたいで、ほんとに夜も忙しいったらありゃしない
感覚でしかないけれど、それらの夢をドラマや映画のように具現化したら、それはそれは面白いものができるに違いないと思う
せっかく面白い夢を運良く覚えていた時も、「こんな夢を見た」と周りの人に伝えてもなかなかその面白さは伝わらないのも残念すぎる
夢日記、本気でつけてみようかしら
海の底
海の底に沈む都市
世界中にはその痕跡だけを残すものがいくつもある
地球での歴史はずいぶんと昔に終わったかに見えて
もしかしたら別の世界で生き続けてるのかもしれない