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3/30/2025, 5:40:45 PM

春風とともに
毎年思い出す、初めて付き合った彼の言葉

私は4月生まれ
夜ごはんを御馳走になった誕生日の夜
帰り道の公園で少し待っててと言い残し彼は何処かへ

トイレにでも行ったかな
少し肌寒い空気の中ベンチに座って一人待つ
少し終わりかけの桜が、それでもまだ綺麗に咲いていた

少しして彼が戻ってきた
その手には何と誕生日ケーキが

驚いてると
ここで食べよう、とお皿とフォークを準備する
二人で夜の公園でケーキを食べていると
強めの風が吹いて桜の花弁が沢山舞い散った
それを見ながら彼が言った一言

「桜の綺麗な季節に生まれて良かったな」
「この季節に生んでくれたお母さんに感謝やな」

ボンヤリと光る街灯
薄く発光するような桜の樹
風に舞う桜の花びら
夜の公園で食べる誕生日ケーキ
初めての彼と
印象的な言葉

こんな少女漫画みたいなこと本当にあるんだと思った
ドキドキ、甘い
私のアオハルな思い出

『春風とともに』

4/17/2024, 12:08:14 PM

桜。

世の中の花は数あれど、
個人的にこんなに心踊り愛する花は無い。

願わくば桜の下で春死なむ
と詠んだ気持ちがとても分かる

本当に、桜が好き。

桜が咲き始めるあのウキウキと
高揚する気持ち
1年を通して幸せの絶頂であると言っても
過言ではないほど、私は桜にやられている

そして

サクラチル

意味は色々と捉えられるが
文字通り桜の花が終わり、花弁が風に舞う季節

本当に、本当に寂しい

複雑で、落胆に近いえも知れぬ気持ちになる
毎年この繰り返し

季節にこんなに翻弄される時期は
サクラチル
時だけである

【桜散る】

3/3/2024, 1:08:01 PM

小さい頃
私の家にはお雛様はなかった

理由は弟が大分やんちゃな子で
お雛様の首をもいだりして
めちゃくちゃにしてしまうと予想されたから

母は女の子の私にお雛様を
買ってあげたかったそうだが
叶わなかったと

ひな祭りには友達の家に行って
お雛様を見せてもらっていた
そんな子供時代

そして大人になった今
沢山の雛人形が家にある

旅先で伝統工芸品など見かけると
お内裏様とお雛様のセットを
せっせと買ってきてくれた

愛ある雛人形を並べて
ちらし寿司を食べる
今日は楽しいひな祭り

【ひなまつり】

3/2/2024, 9:43:52 AM

食べることが好き
食欲、止まらない

お酒も嗜むけど、飲むことが目的じゃなくて
美味しいご飯と一緒に頂く
美味しいお酒を味わうことが前提
私には食べることの一部

昨晩は珍しいメンバーで飲み会
かなり欲に任せて飲み倒した

はしご酒して
久しぶりにショットも煽った
もちろんショットに合うオツマミも
更にとどめに深夜のラーメン

欲望に忠実に過ごした夜
身体や健康のことも気にせず

心がスッキリ!

たまにはこんな、欲望に負ける日も良い
反省しては台無しなので、反省はしない

【欲望】

2/24/2024, 10:29:45 AM

命について考えたのは、幼稚園の時
(私は大人びた、可愛げのない子だったと思う)

その時は生きるとは、命とはどういうことなのかではなく
死ぬってどういう事なのかと考えていた
自分が死んだらどうなるのかと
怖くなって泣いて、親を困らせた記憶がある

それも命について考えたと言えると思う

命について考えた、(世間一般でよく言われる)小さな命

でも、そもそも小さなって何?
子供?赤ちゃん?動物?植物?物理的にミジンコ?

なにか明確な意識思考を持って考えなければ
小さい、大きいは出てないと思う

死ぬことを怖くて泣いた私は
命の大小は考えなかったし
自分が小さな命であるという自覚もない

生きるもの自身に、大小は関係ない
自分と別の生きる物が、そう評価するだけ

【小さな命】

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