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1/5/2025, 11:25:17 PM

 湿り気のない澄んだ空気を思い切り吸い込む。
 胸の内側がひんやりして気持ちがいい。
 ふうと息を吐きながら肩を落とすと背中のランドセルが揺れた。慌ててベルト部分を、手袋を付けた両手で掴んだ。吐く息はどれも真っ白で、目の前が曇るのが不思議だ。

 これだけ寒くて晴れた日ということは。

 通学路は川沿いの砂利道だ。大急ぎで向かえば道の隅っこが白く輝いていた。
 恐る恐る片足を踏み入れる。

 ザクッ

 足に伝わる感触と、耳に届いた音にニンマリと口角が上がる。
 もう片方の足をその隣に下ろす。

 ザクッ

 先ほどと同じことが繰り返されて笑ってしまった。

 ザクッ ザクッ

 学校に着くまでのほんの数分、ひたすらザクザク鳴る地面を踏んで足を進めた。


 これが「霜が降りる」ということだと知る前の、小学生の頃の話。


『冬晴れ』

1/4/2025, 11:27:29 AM


 自分の心の中で事足りるもの

 決して自分以外に操られないもの

 持続性のないもの

 幸せだと自覚した時には既に満たされているもの

 根拠よりも直感で気づくもの

 欲張ると必ず失うもの



『幸せとは』

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 朝日が昇る
 暗闇に包まれた世界に光が行き渡る
 温かくて優しい熱が身をほぐし
 視界は希望で輝いている
 いよいよ新しい一歩が始まる朝を迎えた



 一方で見えていなかったモノ
 隠れていたモノが浮き彫りになった世界に
 それでもなお陰に身を潜めている私は
 この世界の不要物と毎朝思い知らされるのだ


『日の出』

1/3/2025, 1:09:02 AM


 生きる




『今年の抱負』

1/2/2025, 3:37:53 AM

「一年ってすんごいあっという間だよね」
「わかります。年明けたーって思ったらチョコ食べてて。桜咲いたと思ったら過去最高気温になって。この間まで夏だったのに急に冬になって。ああだこうだ仕事してるうちに年越しますもん」
「まだチョコ食べてるからいい方よ。私は、年明けたー! 暑いー! 寒いー! 年明けたー! だもん」
「それは流石に記憶なさすぎでは?」
「あと十年したらわかるよ」



『新年』
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明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

12/31/2024, 11:27:10 AM

 これを読んだあなたにとって

 悲しみも苦しみもなく
 人の諍いに巻き込まれることなく
 悔いに苛まれても挫けることなく
 
 日々を積み重ねていく中で
 特別な日がかけがえのない思い出となり
 喜びに満ち溢れた一年になりますように


『良いお年を』

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