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8/15/2024, 1:12:54 AM

 風を切ってスイスイ漕いでいく
 肌を撫でる向かい風が時に心地よく時に寒い

 ある日は都会の細い路地の障害物を交わして
 反対にどこまでも広がる草原の中を走る

 険しい崖道を慎重に通ることもあれば
 分厚い雪に覆われた道を掻き分けることもある
 荒波の上を渡ることだってある

 未知なる生物から必死に逃げ切った後
 開放感を味わいながら汗を拭う瞬間が
 きっと堪らなく気持ちいいのだ

 今日も変わらず自転車に乗って
 どこまでも続く旅の道を走っていく
 次はどんな町で誰に出会えるのだろう



『自転車に乗って』
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※ポケモンの話です

8/13/2024, 10:35:26 PM

 どうにも考えすぎな性分で
 あれこれ些細なことが気になりすぎて
 元々ネガティブ思考なのも相まって
 心の健康は保てても疲労ばかり蓄積している
 それは感じていました

 起きていると脳や心を休ませることができないので
 深く長く眠ることで強制リセットしてます


『心の健康』

8/12/2024, 10:51:58 PM

 一定のリズムで体の中心に響く低音
 何層にも音を重ねて目紛しく変わるコード
 心地良く調整を重ねたハーモニー
 天まで貫かんばかりの圧倒的なメロディ

 君の音楽で世界が平和になることはないけど
 君の音楽に出会えた私は幸せを噛み締めている

 どうか君の奏でる音楽が
 争いの火種や道具として使われませんように
 


『君の奏でる音楽』

8/12/2024, 12:11:51 AM

 ツバの広い麦わら帽子
 眩しく反射する真っ白なワンピースは
 腰まで伸びた髪と共に風に揺られて
 手には大きくて四角いカゴバッグ
 白い肌でも日焼けを気にせず
 足元はサンダルか裸足か

 彼女の立つ場所は
 青い空に白い雲が浮かぶ
 どこまでも広がる海に砂浜か
 それとも
 一面に満開のひまわり畑か

 どこで見たか曖昧だけど
 誰もが思い浮かべる夏の風物詩


『麦わら帽子』

8/11/2024, 7:42:04 AM

 始まったばかりはワクワクと
 途中、長い道のりに飽き飽きと
 ここらで一息下車してフラフラと
 遊びすぎてウトウトと
 そろそろ着くかもドキドキと
 旅路が走馬灯になってウルウルと

 終わりの地に一歩踏み出した時
 僕は一体何者になれたのだろう


『終点』

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