風を切ってスイスイ漕いでいく
肌を撫でる向かい風が時に心地よく時に寒い
ある日は都会の細い路地の障害物を交わして
反対にどこまでも広がる草原の中を走る
険しい崖道を慎重に通ることもあれば
分厚い雪に覆われた道を掻き分けることもある
荒波の上を渡ることだってある
未知なる生物から必死に逃げ切った後
開放感を味わいながら汗を拭う瞬間が
きっと堪らなく気持ちいいのだ
今日も変わらず自転車に乗って
どこまでも続く旅の道を走っていく
次はどんな町で誰に出会えるのだろう
『自転車に乗って』
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※ポケモンの話です
8/15/2024, 1:12:54 AM