5/13/2024, 3:36:41 PM
なくなったものは戻らない。至極当たり前のことである。
だから朝起きてスマホを手に取り、動画アプリをタップしただけで、今日は時間がなくなることが確定した。せっかくの休みの日なのに。
本当は買い物に行きたかった。部屋の掃除と服の断捨離をしてクローゼットを整理したかった。その後本も読みたかったし、ゲームも進めたかった。何なら新しく買ったCDを取り込みたかったし、小説の設定を考えてプロットを仕上げるくらいまでやりたかった。
スクロールしようとした手を止める。慌ててロック画面表示にすると、時刻は十七時を回っていた。ベッドの上に仰向けで寝転がり、天井を見上げる。目がチカチカするのと、目の奥に少し痛みが走る。
やってしまった。何一つしていない。
そっと目を閉じると、睡魔が襲ってくる。こんな時間に寝ると夜眠れなくなるからあまり好きじゃない。でもあまりにも強烈な眠気で抗うことができなかった。あっという間に意識を手放した。
今年に入って三十回くらい繰り返しているが、これからの人生で動画視聴に費やした時間は戻ってくるだろうか。
『失われた時間』
5/12/2024, 12:07:56 PM
物事に対して過敏に反応しなければ
感情に任せて口論に繰り出さなければ
軽薄な発言を受け流せなければ
手足を出さずに笑顔でいれば
それは大人と言えますか
そんな大人どこにいますか
『子供のままで』
5/11/2024, 10:51:58 PM
応えてくれると思ってた。
愛を叫べば愛で応えてくれると。
こんな虚しい気持ちになるなら叫ばなきゃよかった。
心にぽっかり空いた穴は埋められない。
ただ、泣きたくて仕方なかった。
『愛を叫ぶ。』
5/10/2024, 12:05:04 PM
出たな、宿敵
『モンシロチョウ』
5/9/2024, 2:16:48 PM
たった一夜の過ちで
もう顔も名前も朧げだけど
隅々まで暴かれたあの熱が
何年経っても忘れられない
『忘れられない、いつまでも』