【お題:この世界は】
この世界は
生まれたときから理不尽だ
産まれない決定もできない
産まれる環境も、親も選べない
選べないことだらけで、生きることが嫌になる時もある
だけど今、こうして文章を書けている
これは生まれないと、できなかったことだ
生きることに絶望も、挫折もしたけれど
それでも今、私という人間が意思を綴っている
このことは決して、当たり前なことではない
無いものばかりを見つければ空虚だが
あるものを探し続ければ、意外なことに
何かと満たされていることがあることに気づく
今、この文章を読むことだって
目が見えなければ、読めないでしょ?
テーマ『終わりにしよう』
「さあ、終わりにしようか友よ。僕らに刻まれた血の因縁を、子どもたちに引き継がせるわけにはいかない!!」
何かしらの宿命を背負った主人公が、闇落ちした親友を殺さないといけないシーンが思いつきましたマル。
テーマ『好きな色』
ピンクは、見ていて落ち着くから好き。
でも、身につけるなら緑とか、青とか、グレーとか、落ち着いた色がいい。
昔は黒が怖くて嫌いだったけど、今はカッコイイって思える。
スマホとか家は、無機質な白が好き。白い部屋に吸い込まれたい
※テーマ無視
『生きつく果ては』
ずっと「キレイに生きなければならない」と思っていた
そして、その「キレイ」の基準はすべて、世間一般とか他人の基準だと思っていた
自分の中にある基準なんて全部、全然信用できなくて
いつも
「誰かがこう言ったから」「あのとき、ああ言われたから」
そういう記憶を蓄積していって、
頭の中でトレーディングカードみたいに集め続けて
判断に迷ったときや、正解がほしいときに、山札から選んで使った
私のオリジナルカードなんて、ほんの数枚しかない
私の考え方なんて、誰にも認められなかったから。
周囲の大人の考え方を受け入れれば、喜ばれた
自分の我を通せば、「わがままだ」とか「冷たい」だとか言われた
だから私は、周囲の人間が文句を言わない選択だけをするようになった
今思えばそれは、キレイでも何でもない
ただ、自分の感情を殺していただけだった
叱られようが、怒鳴られようが、私は心地よい選択をすればよかったのに
それができなかったのは、私が私の感覚を信じられなかったから。
「これが普通」と言われれば、それが正解だと信じて疑わなかった
周囲の人間の発言から価値観を内面化し、それに従うことが、自分の価値を示すことだと、信じて疑わなかった
もし仮に、だ。
現在、社会的に何もしていない私の将来が、酷く醜いものだとして
それが、今を生きる私が辿り着く、逃れられない結末なのだとしたら
私は、それを受け入れようと思う
ずっと「他人に認められなければ」
「博識な人物のお墨付きをいただかなければ、私の人生は無価値である」と
無意識下で、説得力のある他人からの救済を求めていた。
今日、不意にそのことに気づくことができた
そしてその感覚は、私の人生をつまらなくするだろうと、直感的に思った
もし仮に。著名な先生方が、私の人生に失格の烙印を押してたとしても
私は、「自分の今の人生」に落胆しない。絶望しないことに決めた。
【自分なりに、毎日歩いてきたからだ】
それが他人と大きく違う道筋だとしても、ここまで生きて来たのは間違いない。
今、私は自分を見失っているように感じている
けれど、今ここに文章を打っていることは事実だ
文章を書きたいと思って、タブレットを開いて、ワイヤレスキーボードを開いたのは、間違いなく私の意志なのだ。
ずっと動き続けなくていい。
ただ、自分の心に耳を傾けて
「これがやりたい」を、聞き逃さないようにしよう
それが今の私にできる、未来へ繋がる唯一の選択だと、私は信じている。
テーマ『後悔』
もっと早く、自分が本当に好きなことを探していればよかった
親に分かってもらいたい、祖母を喜ばせたいとか
そんなことばかりを大切にして、自分の本心を蔑ろにした
何よりもまず、自分を大事にするべきだった!
これからは、自分の気持ちを何よりも大切にして生きよう
そう、強く思った