6/14/2025, 3:13:17 PM
もしも君が、なんてそんな仮定は私にとっては無意味だ。
ここに至るまでに存在した無数の分岐の中で、無数のもしもを一切選択しなかったその果てに、今こうして私のそばにいてくれるのならば。
私にとって大切なのはそれだけだからだ。
6/14/2025, 9:42:19 AM
もしも人生が、ピアノの鍵盤上でステップを踏むようなものだとするならば。
ある時は駆けるように、ある時は歩く早さで、ある時はごくゆっくりと。
ある時は白鍵を迷いなく走り抜け、またある時には寄り道するように黒鍵にそっと足を乗せ。
その場で足踏みを続けることもあれば、それすらできないこともあるかもしれない。
その過程で夢叶っても夢破れても、望んだ道へと進めても進めなくても、栄光の階段を登っても転がり落ちて無様を晒すことがあっても、やがてそこにはその人だけの旋律が出来上がる。
生きるということをひたむきに続けてきた人の、唯一無二の音楽が。
6/13/2025, 7:04:49 AM
『I love』の後に思い浮かぶ、あの人の名前。あの方の名前。あいつの名前。あのこの名前。
そんな誰かがいる、それだけで恐らく自分はとても幸せ者なのだろう。
6/11/2025, 9:00:36 PM
ひとりになりたい時がある。
そんな時、静かな雨音は外界との繋がりを遮断してくれる。
空から落ちる銀の糸が、そのまま薄衣となって自分の身を淡く包んでくれるような心地さえする。
だから私は雨の日が決して嫌いではない。
6/10/2025, 2:25:38 PM
濁世という泥水の中から出でて咲く。
蓮の花のような、そんな在り方に憧れる。
そうなりたいと願い、そうなれない自分に失望し、それでもまたそうでありたいと足掻く。
もしかしたらその姿こそが美しいのかもしれない。我が事としてはなかなか自認に至れないけれど。