kana

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5/4/2023, 1:53:34 AM

「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。


私の事を愛してくれた彼。
私は社長令嬢として生まれた、父の会社はかなり大きく
ある程度知名度がある会社だった。
だが、父は過労で倒れてしまった。
その時、夫が代理で働いてくれた。
夫が海外に商談にいくとき飛行機が爆破された。
夫が乗り込んだ飛行機は爆弾が仕掛けられていた。
爆弾を仕掛けた人は手紙を残し自害した。
私は愛する夫を亡くした、どうしても許せなかったが手紙を読むと仕方ないのかと思うほど
残酷な過去があった。
葬式を行うと、多くの人が駆けつけてくれた。
夫は、優しくいろんな人から信頼されていた。
そのため、皆が夫の死を悲しんだ。
また、会いたい。
そんな思いを、愛してくれた彼へ伝えたいかった。
もし、また会えたなら、「ありがとう」この言葉を当たり前に伝えたい。

5/2/2023, 2:11:30 PM

優しくしないで 

優しくしないで、見とれちゃうから。
優しくしないで、自分の周りには、あなたのことを好きでたまらない人
ばかりなのに、なのになぜ私を選ぶの?
もっと自分を大事にしてよ。
優しくしないで、チラチラ見ちゃうの。
優しくしないで、胸が高まる。
優しくしないで、好きになるから。
死ぬまで、愛してあげるから。
もう、優しくしないで。

4/1/2023, 3:11:18 PM

#エイプリルフール
私は、エイプリルフールが嫌いだ。
姉は、いつも嘘を付く、嘘吐きだった。
そんな姉が、大嫌いだった。
姉は、悲しいときには笑い表情の裏で泣いている。
俺は、まだ幼かった。
だから、あの白い部屋のことをなんというかわからなかった。
姉は、いつも寝ていた。
今も思う、不自然だった。
昔は、笑顔で出迎えてくれた姉が今では寝っぱなし。
だから、幼かった俺は姉の体を揺さぶった、だが姉の体は冷たくなっていき、最後に姉は「大丈夫」と言い冷たくなって眠ってしまった。
それは、姉の誕生日4月1日エイプリルフールの日。
嘘吐きだった姉は、ずっと大嫌い。

3/31/2023, 2:57:04 PM

#幸せに
姉が結婚した。
姉には、たくさんの迷惑をかけてきた。
母は、他界し父は暴力を振るうクソったれだった。
だが、姉は俺をかばって暴力を受け続けた。
それのせいで、姉の背には大きなアザがくっきりと残り過去を今でも鮮明に思い出させる。
俺は、姉を幸せにするために尽くしたといっても過言じゃなかった。
姉に気がある奴を調べ尽くし、選別し合コンをセッティングしてくっつけた。
あぁ、やっと幸せにさせてあげられた。


分かっていた、今までのこと全部全部
弟が仕組んでくれたものだとわかっていた。
ありがとう、愛しい私の弟。

3/30/2023, 2:57:14 PM

#なにげないふり
彼のことなんて考えたことない。
けど、彼は近寄ってくる。
なぜか、彼の近くにいると鼓動が早くなる。
そんな日々が続いたある日のことだった。
彼が消えた。
いや、この世からといった方が正しいだろう。
私は、考えた。
なぜ、彼が消えたのか。
それは、明白だ。
奴の仕業、どう考えてもな。
ロクデナシ、皆からそう呼ばれるあいつ。
彼と、よく喧嘩をしてたバカだ。
私は、あいつのもとへいった。
アイツが、彼を殺した方法で。
首締めで、彼は殺されたんだ、私もやり帰してやる。
そして、私は奴を殺した。
私も、母のように私も彼の後を追った。
雲を越え星となった私たちのあるべき場所へ。
そこで、母が父と楽しそうに歩いていた。

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