5/14/2025, 2:53:23 AM
日曜日の午後みたいな微睡みのなか
心の奥深い底から
揺り起こして、涙が出る
あんなにだいすきだったのに
もう君の声さえ忘れてしまったみたい。
「しあわせな夢」みたいな毎日を
ゆらゆらと泳いでいた あの頃は遠く、
溺れて沈んで、もがいても辿り着かない
憶えていることはちゃんとあるはずなの。
5/12/2025, 4:21:41 PM
世界でいちばんすきだよ。
上手に言えなかった あの夏の夜に
思いを馳せて 見上げる今日の空
昨日見たこわい夢、
今週の星座占いが一位だとか
そんなありふれたことを話したいな
君は笑ってくれるかな
毎日ではなくて
ほんの些細な日常のワンシーンでふと思い出す
あたたかい体温、笑い声、
ちいさなワンルームで肩を並べて見た映画。
夕方を告げるチャイムも私鉄の音も違う
遠い街で思うことは、
ただ君だけ だよ
5/11/2025, 9:23:07 PM
重い舵をとり 曲がりながら転がりながら進む
私の旅路はどこまで続くだろう
諦めたくなる瞬間は
いつだってやってくるのだけれど、
否応なく時間は動いている。
一掻きずつ進め 私の航海
コンパスも地図もないまま
晴れの日も雨も嵐の夜も
私の立つ この場所がいつかの未来。
5/10/2025, 9:42:19 PM
朝なのか夜なのかわからないまま
目を閉じる
緑のにおいがした
5/9/2025, 1:10:47 PM
何色かの
色鉛筆を握りしめて
真っ白なキャンバスを塗りつぶしたのは
ほかの誰でもなく君だから
夢を語れば無謀だと笑われ、
期待せずいれば夢もないのかと問われ。
だけど君はまちがってはいない
ささくれた心の内側に見つけたものを
描いてみればいいじゃないか
夕日が沈む瞬間を綺麗だと思えるとか、
目覚ましより早くスッキリ起きれるとか、
そんな些細な日常を夢として描いて
生きていければいいじゃないか。