おと

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4/14/2025, 7:07:06 AM

居酒屋バイト歴1年くらい
人員不足、機械故障でクレーム対応に追われてた時、謝りすぎて心が完全に疲れてた。
でも切り替えて笑顔でオーダーを取った。

レジでお客様に

「楽しそうにお仕事されますね。明日も頑張れそうです。」

申し訳ございませんと困り顔してばっかりだったのに、そんな言葉をかけていただけたことが何よりの励みだった。

なんというか
ひとひらの桜みたいな言葉だった。

言葉は生物だから散っていってしまうけれど、その一言だけは私の心に映り込んだ。去年の桜を忘れないみたいに、この言葉はきっと忘れられないものになる。

誰かの明日の希望になれたこと。接客だけで、私が笑顔でいることで、名前も知らないその人の明日に関われたこと。

私もこう言える人になりたい。

4/11/2025, 5:07:31 PM

君が苦しいのはね、
今日までずっと頑張ってきたからだよ。

苦しいね、辛いね

その気持ちのままでいいから
どうか今この時を
なんとか息をしてやり過ごしてほしい。

僕はね
がんばり屋さんで、外ではしっかりしてるのに、
ほんとは弱くて泣き虫で甘えたな君を
支えたい。

体はそばにいることはできなくても、
心は今日も生きててくれたきみの隣に。

4/7/2025, 2:03:02 PM

道に咲く小さな花を
踏んでしまわないように歩く人が

レジで目を合わせて
ありがとうって微笑む人が

相合傘をさして
自分がたくさん濡れてしまう人が

どうかそれ以上の大きな温もりに包まれますように。

小さな勇気や優しさをたくさん配る人が
その影に隠れてしまわない世界でありますように。

3/10/2025, 3:51:37 PM

私は大人の鎧を着た少女のまま二十歳を迎えた。

関わる人から発される「真面目」「いい子」「優しい」そんな褒め言葉たちが幼い私を大人びさせた。

そんな私だからいいんだ、そんな私を求めているんだ、そう思い込んで、
思いっきり全力で、
未熟な頭を精一杯回転させて、
演じた。

幼いわたしはついに誰にも見つけてもらえないまま、
鎧の中に姿を隠したまま、
二十歳を迎えた。

この鎧を脱がせて欲しかった、
全部ありのままの私を認めて欲しかった、
ただそれだけ。

本当の私はずっとここにいるのに。

願いが1つ叶うなら、本当の私を見つけて抱きしめて。

2/7/2025, 5:51:12 PM

本当の私。

弱くてずるくてだめな私を
隠して生きてる。

強くて真面目でしっかり者の私。

私は私を演じてる。
とびきりの大女優。

作った笑顔がどんどん顔に馴染んでいく。
我慢した涙が心の傷を疼かせる。

巷で私の演技は大絶賛されるから
“私役”の私は
これからも第一線で輝き続ける。

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