「見つめられると」
いつも仲がいいあいつ、あいつはお調子者で調子をぶっこいてすぐに失敗して怒られてけどいつも明るいあいつ。お前になんて何も思わないだって友達だから、友達から違う関係ってなんか気持ち悪いし嫌になる、萎える。そんなことにならないように接してたのにあいつは今日変わった。
授業中で初めてあいつに見つめられてる。何やってるんだと後ろを向くとすぐに外を見るあいつ。何だよとイライラする感情の中に「怖い」があった。これが何に対してなのかがわからなかった、心臓がドッドと激しい心拍、キュッと握るシャーペン、手汗が出てしまう。まさかって思う自分がいた。けどもうその“まさか”の事態になっていた。
あいつは私のことが好きだと言った。もう嫌になってしょうがない...目の前にいるあいつは違う人間だと感じた。ずっと接してたのは私に好意を気付いてもらうため?だったら尚更気持ち悪い。こんな時間が早く終わってほしいと願うばかり。
「あぁ...」
「見つめられる前に戻ってほしい」
ないものねだり
今日の天気は曇り、気持ちも下がったり上がったりする中途半端で呑気な天気だ。そんな天気の中、私は親友と会う約束をしている。服は私の好みでメイクも落ちないようにバッチリと髪型も綺麗にして傘を片手に彼女のいる場所へ出かけた
待ち合わせ場所前に行くと、あぁ輝いてる..と足が少し後ろに出てしまった。親友はいつも輝いてて、メイクもナチュラルなのにすごく盛れているし髪型もアホ毛は少し出てるが髪の綺麗さでカバーされている。服もy2kで可愛い...それに比べて私は...と思ってる自分が嫌になる。そんなこんな思ってるうちに待ち合わせギリギリになって急いで行く。嫉妬心を抱きながら
「ごめん。待った?」と笑顔で言うこれが私。親友はまるで子犬のようにとても微笑んで
「ううん!大丈夫だよ、私もさっき来たばっかだし」と言う親友に嘘つけと思う。そこで少し話をしてお目当てのカフェへ行った。
カフェに着くと親友の目は輝いていて、中に入っても止まらない輝き、そりゃDMでもずっと前から言ってたからねって思う。そしてメニューを開いている親友を見て「鼻はほんとにしゅってしてるな、団子鼻の私はいつも苦労してるのに何もしないでそれってずるすぎる」「目頭も切れてて目もそこまでは大きくないけど吸い込まれる目、、アイドルの目だ」「髪型は縮毛してるのかな....」...と考えてしまいスマホを見る。吐き気のする顔、ブサイクで嫌な顔の私。冷や汗もかいて再確認をするといつも出てくる言葉で縛られてる言葉
「“あの子になれればな”」