「見つめられると」
いつも仲がいいあいつ、あいつはお調子者で調子をぶっこいてすぐに失敗して怒られてけどいつも明るいあいつ。お前になんて何も思わないだって友達だから、友達から違う関係ってなんか気持ち悪いし嫌になる、萎える。そんなことにならないように接してたのにあいつは今日変わった。
授業中で初めてあいつに見つめられてる。何やってるんだと後ろを向くとすぐに外を見るあいつ。何だよとイライラする感情の中に「怖い」があった。これが何に対してなのかがわからなかった、心臓がドッドと激しい心拍、キュッと握るシャーペン、手汗が出てしまう。まさかって思う自分がいた。けどもうその“まさか”の事態になっていた。
あいつは私のことが好きだと言った。もう嫌になってしょうがない...目の前にいるあいつは違う人間だと感じた。ずっと接してたのは私に好意を気付いてもらうため?だったら尚更気持ち悪い。こんな時間が早く終わってほしいと願うばかり。
「あぁ...」
「見つめられる前に戻ってほしい」
3/28/2026, 9:26:30 PM