8月31日、午後5時。そこに、謎現象が起きた。
居てはいけない'存在'がいることに、だけは、
怖く感じたが同時に人間の興味本位の欲望に、
包まれたのは、間違いはないけれども、
本当に近付いて良くはないことが次で分かった。
"あらあらぁ、ニンゲンから来てくれるなんて、
いつ振りかしらぁ?おいでなさいな、あなたが、
知りたいことも、分かりたいことも、ぜーんぶ、
教えるからぁ、私の元へ居てやくれはしない、
それは、あなたの運命だから、ね!行こうねぇ。"
それは、悪夢なのか天夢なのか何なのか、
分かりやしないけれども、喰われる事がないのは
自分の持ち前である、ほんの少しのラッキーしか
ないことだけは、確かだろう。あぁ、どうしよう
ふたり、永遠に運命に何度も、出会い、別れ、
対極の存在であり、ライバルであり、時には、
兄弟、姉妹、親子、従兄弟、再従兄弟、友達、
恋人、知り合い、仕事仲間、敵対組織、生き別れ
様々な出会い方をしたけれども、どれも、怖い程
タイミングと人の計らいが怖いほど一致している
何故だろうか、それは、運命のいたずらか、
はたまた、意図的に誰かが仕向けている算段か、
どれか、分からないけれども、輪廻に呪われて、
ずっと、人生のやり直しをして、どれだけ仲良く
仲悪くなろうとも、二人とも同時に、始まり、
共に、終わりを告げる、それは、何故か、
私には、分からないけど、この二人の運命を、
繰り返して、治して、楽しい人生にして、
二人と過ごしたいのに!何でまた'身勝手なの?!'
"幸せ何て分からない方が一番良いんだよ。"
そう、声がした方を見ると、'あなた'が私を見てた
'あなた'のために、していたのに、何で、そんな、
無情、薄情に言うんですか、私の人生は'あなた'に
捧げたのに、そう思っていたら、囁かれて、真実
それを告げられて、後悔をしたのは、その時だ。
無駄な時間を過ごしてしまった事と同時に、
奇妙奇天烈としか言えない思考なんて、初めてだ
もう、人なんて信じれないね。辞めよう。
心の中の背景は、とても、黒かった。
そうとしか言えない自分がいることが嫌だ。
でも、それが事実だから、変えられない。
本当は澄んだ色みたいになりたかったのは、
誰にもまだ言っていないことだ。
また、一人だけの秘密を抱えて日常を繰り返す。
"結局人間はそんなものだよね。"
分かりきったことを、つぶやいてからは、
退屈で仕方ない普通の生活を繰り返す、
一般人の生活へと戻り、過ごすのであった。
夏草、ヤギや草食動物にとっては、美味しく見え
食べてしまうらしい、俺にとっては関係ない話。
眠いから、眠ってまた、白ヤギからの手紙を待ち
それを食べれる幸せを待っている。
"眠い度に食欲が沸くのが不思議でしょうが無い"
それは、黒ヤギが仕掛けた面白い罠。
自分だけの作った手紙だけを食べて欲しいという
歪んだお願いから来た、オマジナイなのだ。
ここにある、それは、小さな少女が、可愛い指で
とある木の下を示された、自分の思い出がある、
とある場所、とある出来事があって、唯一無二の
大切な宝物が眠る、ただ勝ち取ったモノだから。
それを指されてゾッとしてしまった。
錆びれたナイフと今は誰だとも分からない人骨、
人生で空の色と違うまた、呪われたような色、
真っ赤に染まった花色が未だに忘れられない、
す
垂れ下がるだけの人生にさようならをつけた、
記念だからと思ったから、埋めてバレないように
思い出と共に眠らせていたものなのに、
なんで、なんで君は、君は……、
"僕が嫌いなのに、思い出させようとするの?"
'それが、違う記憶を思い出させるため'それが、
頭に響いて居たからか、頭を抱えてしゃがみこみ
少し経ってから、自分が'''何か'''を忘れていた事を
思い出してしまった、それは、唯一無二の宝物が
自分の手で壊してしまって、証拠隠滅してしまい
身体ごと、壊したくなり、世界の色も全て変わり
本来の地獄の色を見た瞬間に自分の倫理観と、
周りの世界の価値観と常識すら疑って、もう、
何も、唯一無二の宝物が自分を招いてくれる、
そう、信じて、垂れ下がる、あ、なんか、
忘れているような気がするけども、ま、いいか。
元ネタ たれさがる 沙耶の唄(オマージュ)