時間よ止まれ、誰かがふと、一言言った瞬間、
誰一人と動かなくなってしまったのだ、
不思議なことに、自分は動けるようで、
驚きつつも、その現状を理解して、動いたが、
それをした、等の本人は、ニタニタと此方を見て
笑っているように見えた……。
(実際は仮面して分からんけど)
けども、悲しい雰囲気もあったように感じた、
何故か懐かしくも感じてしまう、心がある。
そこからは、意識が消えていった。
でも、一言だけ、聞こえた。
"また、貴方は、覚えていなかった。
いつになったら、戻って来てくれるの?"
だから、なのか……?
覚えていない、いや、消されたから、
意味を持ちやしない記憶なんて持っても、
意味はないんじゃないかな?
未練を持つ者は、全てを手に出来ない。
一つでさえだ。
君の声がする、そう、思って振り替えると、
そこには、何もなく、ただ、
君の眠る場所だけがそこにあったのだ、
あの場面、あの悲劇を終わらせる為には、
君は、皆とこの世界を守り抜いてくれたよね?
今は、何処にいるのだろうか、君の全てが、
ここに埋まっていないのだから。
そもそも、遺体ですら、見つかりやしない。
まぁ、それでも、君の居た日々は楽しかったよ。
君のように、辛い日々を過ごしている歴代者は、
さぞかし、苦しいだろうね、でもね、変えれない
それは、誰かが作ったレールから飛び出せない、
そんな辺鄙な運命を背負っているから、難しい、
難題にすら、解いてしまうのだから、繰り返され
立ち向かわせられても、しょうがないよね本当に
だから、有名であり、慕われる人気の人になる。
いや、人気のキャラクターへと変化していき、
派生も沢山生まれていき、クロスオーバー、
二次創作等々、沢山の人々から、見られて、
遊ばれて、小説化されて、漫画化されて、
イラスト化されて、ゲーム化まで、される。
そんなの、願ったり、叶ったりじゃないか。
僕達は、そんな事はあんまりないのだから、
僕達は、ただ、君に反逆するだけの、
悪役なだけなのだから、そうだろ?
"HERO?"
ただ、望まれたかっただけ、
ただ、憎んだだけ、
ただ、恨みを張らしたかっただけ、
それなのに、なんで、こんな目に。
そんな運命しか掴めない僕達でしかないんだよ。
HEROは、裏のHEROをまだ、知らない。
いや、知っても居るはずなのだが、言えないのだ
だって、その人達は影の立役者なのだから。
元ネタ
ペルソナシリーズ(特に3.4.5の黒幕)
※黒幕でも、5はちょっと違う黒幕です。
ネタバレ厳禁だったらごめんなさい。
ちょっとだけ、テトリスの曲の一部入ってる。
ありがとう、とても、良い1日が過ごせたよ。
そして、さようなら、二度と会えないように、
分からぬように貴方を改造して、別の人生へ、
変えてあげる、だから、私の事を忘れて欲しい。
私は、貴方を思い出さないように、私を私で、
終わらせて、上から見守っておくからさ、お願い
私を一生たりとも思い出さないでよ、そうして、
そうでもしなきゃ、私の元へ行きたくなるでしょ
辛い恋だとしても、楽しい瞬間は忘れないから。
"その笑顔だけは、忘れられませんでした。"
分かっていたんだ、この運命は最初っから終わり
地獄へ行っても、追いかけて助けたい人は、
貴方には、居ますか?
そっと伝えたい、貴方には、未知の可能性がある
そんな貴重な日々を感じることが出来るのに、
それを知らないのですから、大変勿体無いのです
だから、そんなに凹まないで下さいね。
私は貴方を見守る存在であり、もう一人の私。
そばで見守っているから、忘れないで、
"そうでなきゃ、貴方は壊れてしまうから。"
もう、そんな事にはさせないから、頼ってよ。
主様。
2/12お題(未来の記憶)
未来の記憶、そんな都合の良い事があるだろうか
そんな風に考えていたが、それが見えてしまった
あんな、残酷な未来で良いのか、後悔したが、
俺には選択権なんて元々あるようで、無いんだ。
知っていた、俺は特定の行動しか出来ない、
操り人形な事も、このストーリーも、全て、
仕掛けられた、世界だったと言う事を。
"知りたくはなかった、永遠に。"
知らなくても良い幸せは、あったんだろうな。
今後悔しても、遅い事を
プレイヤーに思い知らせてやろう。
ココロ、食べたいな、ふと思ってしまった、
禁忌の感情に、戸惑いを隠せていないアナタ、
私がそれを知らないとでも、思いましたか?
魔法を掛けた等の本人が覚えていなきゃ、
意味がないじゃないですか、それは、幻?
いえ、違いますよ?私が、貴方にその感情を
理解してもらい、その期待が淡く映ってしまう。
そんな、顔をしてもらいたくて、ゾクゾクしてる
アナタの顔は、とても歪になって、欲望を抑えて
悶え苦しんでくれている、そんな姿に、私は、
見惚れてさえいるのだから、アナタは、天才なの
私の大切な、実験体なのですから、早くね、
本来の自分へ戻って欲しいんですよ?
あの、醜くて美しく羽ばたく生き物でないもの、
あれは、ただ、何も表現できなくなってしまう、
お願い今からでも、変身して私を連れ去って!
"甘く、甘く溶けてアナタと一つになりたいの!"
あの人ならざる物といる、研究者は、後の噂で、
一緒に融合して、一つの歪な生物として、
今もひっそりと、私達を見ているそうだ。
いつも、誰かは、誰かに見られている事を、
皆様には、忘れてはいけませんからね?