哀愁を誘う、その背中に見惚れてしまう…。
彼は、強い上に頭の回転がキレている。
見た目での偏見が強いが、中々に逸材ではある。
軍の中でも、随一の透き通る声をしている。
幹部の中でも聞き惚れてしまう、程なのだ。
だが、彼は変わった。
姿は変わり、髪の色も二色になった。
そして、俺達も変わった。
それもそのはず、上司のせいでだ。
"あんな事をしなければ…。"
後悔はいつまでも、引き続けても、無理だ。
突き進む道を自分達で作り出して行かなければ。
市民が待っているのだから、前へ進もう……!!
鏡の中の自分、それは、反転した世界に居たのだ
私は、裕福で毎日を幸せに暮らしている。
あっちでは、貧乏で身売りをして暮らしている。
どうしてこんな運命なの?
どうしてこんな羽目になったの?
あっちの世界の私も連れて幸せになりたい。
あっちに行きたいよ。
お願いします、神様、あっちの私を此方へ。
お願いします、神様、私を彼方へ。
"望むのであれば、叶えてやろう。
後悔だけはするなよ?"
双子だと偽り一緒に暮らしていきましょう。
いつまでも、幸せになっていきましょう。
これが本当のhappyendなのだから!
これが本当のメリーバットエンドなのだから!
いつまでも、居てよね。
いつまでも、縛られていてよ。
滑稽だ。
醜態だ。
そんなのでも、生きていける!
安心して、この物語は終わりなのだから。
分かっているだろうに。
読んでいるお前に言ってるのだよ?
"どうしようもない、可哀想な人。"
進めてしまう程に、依存してる。
その姿すらに、興奮してしまう、
私がいるのだから。
???
終わり
眠りにつく前に、私は、物語を想像してから、
幸せを噛み締めて、夢の世界にへと行ってきます
私には、友達も恋愛も無関係なんだけど、
ネットでは有名人で私と意気投合する人が
一人だけ居たのだ。それが、なんと!
クラスで一人で居れる男の子だったんですよね?!
え?ま、?どうしたらいいんだろうね…?
そうしていたら、あっちの方から話しかけてきた
"あの…。僕…。ファンです……!!
お友達になって下さい!!"
え……?まぁ、良いけども…。
今後どうなるのかは、予想はつくけど、
はぁぁ…。
その後、有名人が居ると噂となったとさ、
でめたしでめたし…。
永遠に、私は、縛られています。
暗がりの中で貴方は月が綺麗ですねと、
言いますが………
実際は、真っ暗なだけで暗い暗い深海の底に居る
感覚にさえなってしまう、孤独感なのに、
貴方は何故、ここに居るの?
貴方は消えたはずよね?
何でよ、何で……何で……?
"そんな顔で見つめないで。"
幻想はいつまでも貴女を縛る為にありますよ。
その事を忘れないでくださいね。
それでは、また、会いましょう。
理想郷を創りましょうか。
貴女のために。
愛していますから、
そこで二人だけの楽園を築き上げましょうよ。
お願いだから、拒絶しないでおくれよ。
なんで分かってくれないんだハニー。
貴女のためになんでもするのにさ、
自由?
あげないよ?
待っていてよ、そこで。
迎えに行くから。
あ、期待してね。
終:謎エンド恋の行方は如何なる方へ