些細なことでも、気になってしまう。
なんでてしょうねぇ。
怖いな。
寒いな。
今日は何でも気になる。
五感がさえそうだ。
怖いね。
あぁ、寂しい。
五感。
呑気。
幸せ?
分からない。
分かりたくない。
心の灯火が見えてしまった。
私には不思議な能力がある。
命の灯火、精神の灯火、体力の灯火、病気の灯火
色々とだ。
知らなくて良いものさえ見えてしまう。
それだから嫌なんだ。
さようなら、そうしたくない人でさえ、
見えてしまった。
お友達さえ、親さえ、動物さえ、人外でさえ、
皆のものが見えてしまう。
何でこんなにも辛いものを見せるの。
泣いていたいよ。
苦しいな。
病みたいな。
普通になりたかったな。
記憶にある最初から見えてしまっている
運命を恨んでしまう。
時間制限なんて、欲しくないよ。
制限なんて、無くていいよ…。
愛おしい人達よ、どうか消えないでくれ。
寂しくて心が壊れそうです。
"もう、辛いの。だから、そっちに行かせてよ。"
願いを何度しても、願っても、お願いしても、
叶わない、叶わない、それどころか、
命の魂さえ、見えてしまった。
私へのお呪いですか?
誰かに使われて、妬まれ、恨まれ、貶され、
もううんざりです。
助けて。
ノンフィクションの壁を越えさせてよ。
真実であってよ……。
フィクションは、変えられる。
まだそれを知らない人は、どうなることやら。
次の小説をお楽しみに。
終わり。
開けないLINE。
噂では聞いていたが、まさか私にも来るとは。
内容はこうだ。
知らない名前のkyouという人からLINEが来る。
メッセージを開いて見てしまうと、
今居る世界に二度と戻れなくなるということだ。
私は興味本位に開いた。
そうしたら部屋が暗くなり、部屋がなくなった。
え?
今まで家にいたよね…?
前を見ていると少年がいてこう言った。
"やっと来てくれた。漸く運命が元通り。"
何を言っているの…?
分からない…。
ヴッ…。
頭が痛い。
なんだろう。この記憶…。
知らない記憶…。
今居る少年と私?が笑ってる?
もしかして。
そっか…。
噂は誰かを求めていると怪異へと変化する。
それは、怨念とも言える。
庇って死んだから少年が怪異となったのか。
でも、もう平気だね。
他の人を巻き込まず、私達だけだね。
これでおしまい。
またね。
終わり。
不完全な僕、それは、いつも言われる。
慣れっ子だ。
なんでもかんでも中途半端で、真ん中。
物語で言えば無害なモブキャラだろうな。
不幸体質で、やったことないことでも
頼まれる。
嫌なんだか?
あぁ、早く主人公みたいになりたいな。
"良いでしょう。此方に来なさい。"
え?
眩しく光ったら、そこは知らない世界だった。
驚いていたら、大人の美女が来たのだか?
何かを呟いて俺の腕を引く。
やっと主人公だ!!
"貴方は今から生け贄です!!"
夢を見すぎては本当の事が分からなくなるよ?
香水の匂いがする。
甘ったるい匂いではなく、なんとなく、
良い香り、ラベンダー畑の真ん中で踊るような
居心地の良い感じがした。
付けている当の本人も、大人びた感じがする。
やっぱりアレが小さいから…?
まっ。いっか。
違う性転換世界線♀→♂
なんだか珍しい匂いがする。
いつもよりも美しく見える。
大人の色気が満々としている。
この気持ちはなんだろう。
隣に居るアイツの事しか考えられない。
?顔をして居るが誘っているようにしか見えない
理性よ…。頑張れ…。
"どうかしたのか?"
あぁ、無理だ。
トサッ。
驚いていたが、受け入れてくれる顔をしていた
良さそうだな。
"良いのかぜ…?このままだと…"
オジオジしていると、ムッとした顔をして
俺の三つ編みの髪の毛を触り、こう言った。
"さっさと、やれ。そんなにチビんなくてもいい。
俺も好きで受け入れてるんだから怖がるな。"
それを聞いた瞬間体が動いた。
受け入れてくれてありがとう。
さっさと、手を出してくれてありがとう。
あらあら、私の巫女が先に取られてしまったか。
どうしようかな。