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心の灯火が見えてしまった。

私には不思議な能力がある。

命の灯火、精神の灯火、体力の灯火、病気の灯火

色々とだ。

知らなくて良いものさえ見えてしまう。

それだから嫌なんだ。

さようなら、そうしたくない人でさえ、

見えてしまった。

お友達さえ、親さえ、動物さえ、人外でさえ、

皆のものが見えてしまう。

何でこんなにも辛いものを見せるの。

泣いていたいよ。

苦しいな。

病みたいな。

普通になりたかったな。

記憶にある最初から見えてしまっている

運命を恨んでしまう。

時間制限なんて、欲しくないよ。

制限なんて、無くていいよ…。

愛おしい人達よ、どうか消えないでくれ。

寂しくて心が壊れそうです。




"もう、辛いの。だから、そっちに行かせてよ。"




願いを何度しても、願っても、お願いしても、

叶わない、叶わない、それどころか、

命の魂さえ、見えてしまった。

私へのお呪いですか?

誰かに使われて、妬まれ、恨まれ、貶され、

もううんざりです。

助けて。

ノンフィクションの壁を越えさせてよ。

真実であってよ……。

フィクションは、変えられる。

まだそれを知らない人は、どうなることやら。

次の小説をお楽しみに。

終わり。

9/2/2024, 12:53:58 PM