中身はまだない

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8/7/2024, 10:16:06 AM

最初から決まっていた、こんなにも醜い運命を

私は一生恨んでしまうだろう。

幸せを奪い、何もかもが滅茶苦茶になり

体さえ、傷だらけ、手は液体で汚れ、

口にはその欠片が飛び散っていて美味しい。

変な道を歩んで着いた世界は、魔女?の家だ。




"おや?食人の子供とは珍しい。

うちで暮らすかい?"



知らなかったが、後から聞けばここは死の森と

言われていた事、誘拐、犯罪が絶えないようだ。

神様、貴女と会った時に言ってよ。

ここにも居るんだって事を。

貴女を一生かけても逃がしませんよ。

私という、愛のアイアンメイデンからは。

8/6/2024, 10:11:53 AM

太陽それは、日中を見守る物であり、

月は、太陽の見守らない夜中を見守る。

恋の始まりと終わりを告げる。

生と死の境目でもあり、堕天と昇天を繰り返すものである。

寂しい夜、五月蝿い朝。

人には一日の流れにしか感じないのだろうが

神にとっては大変な日々の繰り返しだ。




"おいおい…。またですかぁ…?"




あぁ、諦めてる神様も出てきていますね。



"大変ですからね~(笑)。"



遊び心と神の憂鬱は尽きないようだ。

8/5/2024, 11:21:53 AM

鐘の音が聞こえる。

それは、助けを呼ぶ音でもあり、

助ける為にも使われる音でもある。

仲間にはこう言われている。




"闇の霧から来る、悪魔"




良い意味でね。

仲間達は安堵し、敵達は絶望をする。

その音が鳴ると応援や不味い人が来る。

そう恐れられている。




"諦めて絶望してね…。"




悪魔と言われる男はそう言って

銃の引き金を引いた。


パァン。



ようこそ、地獄へ。

さぁ、遊ぼうか。

8/4/2024, 10:39:36 AM

つまらないことでも怒って暴力を振るう

酒癖の悪く女癖も悪い父親。

ペコペコ頭を下げて"ごめんなさい"としか

言えないし、私を守ろうともせずに

人身売買へと笑って売った母親。

私を女としか見ずに掃き溜めにして

蹂躙した最低な兄。

要らないのになんで存在するの?って顔して

奴隷としか見ていない姉。

私が唯一心を開いていた

蜘蛛の名前は、桃。

桃は人身売買へと行く時にも付いてきてくれた。

私を買った人は何故か優しい顔をして私を見た。

そして、話してくれた。

私を買った理由、親が金に困って買った、

だが本当は私を救う為に買ったそうだ。

嬉しくて泣いた、そしたら桃が涙を拭いてくれた

それを見てビックリはしていたが平気だそうだ。

皆もそんな友達が多いからだそうだ。

そうなんだ。

着いた場所には優しい人が多くて勉強も、

好きなこともいっぱいして楽しめる所。

こんなにも幸せでいいのかな?




"皆ね、過去の凄惨な何かを抱えて生きているけど

幸せの権利はね、誰にも取れないから

安心してね。何もかも私が保証する"




やっぱり、貴女について良かったよ。

ボス、私は貴女に忠誠をいつまでも捧げます。

桃とも一緒に居させてくれてありがとう。

今後も、この場所で救いをしましょう。

今日も始めようか。

罰と救いの連続を。

いつまでも。

8/3/2024, 12:11:19 PM

目が覚めるまでにこの世が荒廃していれば

嬉しいな。

俺にとってはこの世は使い使われる

汚く醜い世界だからやり直しが欲しい。

けど、俺にそんな力はない。

現実を直視しなければいけない。

諦めなければいけない。

めげてはいけない。

死んではいけない。

否定ばっかり、肯定をくれよ。





"俺たちが変えたいのなら良いよ。"





そういった瞬間に世界が変わって

綺麗な世界へと変わっていってしまった。

でも、望みだし。

さようなら、要らない世界

また、新しい世界よ。

こんにちは、さぁ、始めようか。

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