もしもタイムマシンがあったなら、か。
考えもしなかったな…。
そんな事が出来たのなら過去を変えて
未来を見るよ。そうして、フラグを折るよ。
要らないフラグをいくつも見つけたんだ。
あんなことやこんなこと、欲しくない感情、
環境、金、地位、名声、地球には不必要。
さて。本来なら、私が出なくても良いのにな。
面倒くさいな。
ちゃっちゃと終わらせて観察しないとな。
"禁忌の事はするなよ?"
そんな事しないと思ってたけど、
今はしないといけない。
これは世界の為でもある。
だって、だって、可哀相だもん。
"それがあるからこそ人間には限界を超えられる"
私には、分からないがその言葉が分かった時には
手遅れだった。
やってしまったのだ。ただ平和ボケした人間だ。
でも、観察出来るし良いかな。
あ。
終わったわ\(^o^)/
"欲しか残らないのに、
はぁ、また新しい奴を探して来なきゃ。"
禁忌は禁忌のままであれ。
今一番欲しいもの。
それは、金、頭脳、物欲、色々とあるが
やはり、一番は愛してそして愛されてくれる人が
欲しいな。
可愛い人でも性格が良い人や不細工
でもいいから愛してよ。
愛を頂戴よ。もっともっと満たして。
この空虚な心の色を染め上げて?
色のない世界を綺麗な色に変えてよ。
寂しいんだよ、満たされていないって感じると
涙が止まらない、苦しい、怖い、また暴力される
何度もフラッシュバックして止められないんだ。
"お前は俺に恥をかける気か!!"
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…
助けて、誰か、助けて、誰か、助けて…
こんな状況もう嫌だ…
この地獄のような箱庭みたいな世界から
出してよ、貴方達なら出来るでしょ?
この機械の向こうに居る貴方達に言ってるんだよ
だから早く、この物語を終わらせて。
私の名前は中身はまだない。
自己紹介がてら、名前の由来でも言おうか。
中身は、人間の性格や人生などをまとめたもので
まだないはそれが定まっていないから、
この名前にした。
派生も居るのだ。
良いでしょ?
私は私に自信があると思うかい。
そんなん、ないよ。
そこへ道端にたまたま歩いていた人や
とある人が言った。
"性根が腐ってるな、コイツ。やばぁ。"
同類だよ?
早く気付いてよ。自分も惨めで可哀相な事を。
あは。あはは。あの声も、雑音も嫌悪も何もかも
気持ち悪い。感情、五感、無くなってよ。ねぇ。
もう嫌だ、思い出したくない。
吹っ切れて何処かに消えていきたいな。
はぁ、どーでも良いからさっさと居なくなって。
"虚言と真言を間違えたら行けないよ?"
"ちゃんと言葉を確認して読み返してね。"
"中身は虚空だよ、だって人間じゃないもの。"
なんてね。
視線の先には貴方が居た。
知らぬ間に目で追っていたのだ。
可愛い笑顔、誰にでも優しく、強く、美しく、
そして、鈍感が過ぎるほどに恋に鈍いのだ。
周りの人は恋をした目で貴方を見つめているのに
分かっていないなんて、なんて…純粋なんだ…!!
それもまた可愛い…。
私に恋をさせただけあるな…。
でも気持ちを伝えたいから
下駄箱にラブレターを置いてきた。
どうだろうな…。
ラブレターにはこう書いた。
"貴女の姿を目でずっと追うほど
私は恋をしています。
貴女の隣を生涯一緒に居ても良いですか?
返事を屋上で待っています。"
その日は屋上で待っていたが結局来なかった。
次の日下駄箱を見るとラブレターが入っていた。
それは、恋をした人からだった。
"ラブレターありがとう。
この気持ち受け取って嬉しかったよ。
名前ちゃんと書いてよ…。
ようやく友達に聞いて分かったんだからね!!
今日会ったら
キスでもしてくれたら良いのにな~。"
と書いてあった。
やはり、貴女はずるい。
こんなにも私を喜ばしてくれるんだ。
あぁ、早く来て欲しいな。
私だけが違う?
何が?
周りに何か憑いてる?
憑いてないよ?
だって、
"私の仲間だもの!!"
え…?
禍々しいのに?
そこからはいじめられるかと思いきや、
手出しもせず、
唖然とした顔をして突っ立っていた。