遠い日の記憶、私は昔、神様に溺愛されていた。
それからと言うと
色んな種族が暮らして平和な世界だった。
"貴方はどこですか?"
約束をしたのに
まだ貴女に会いたい気持ちが抑えられません。
貴方と居た世界に戻りたいです。
どうか私を救ってよ、神様。
空を見上げて心に浮かんだこと。
それは夢を実現したいや秘密をどうするか、
怠慢、傲慢が思い浮かんだ。
自分にとっては、
一生墓場にまで持っていく秘密だ。
知られてはいけない、
こんなにもどろどろした感情があってはいけない
分かっているはずなのに、どうしてだろう。
こんなにも悩んで苦しいのは。
人間とは欲深いものだ。
そう、昔から言われてきた。今もだ。
寂しい、苦しい、感情が溢れても
欲望がどろどろに溶け合わさっても
助けも呼べず俺は何がしたいのだろう。
分からないが、ふと声が聞こえた。
"抱える荷物が多いよ。私にも背負わせてよ。"
言わなくても伝わってしまったが、
それでも嬉しかった。
貴女のお陰で私が居れました。
"ありがとう"
いつでも見守ってるから無理しないでね。
良い人生を!!
"終わりにしよう。"
そう言われた瞬間に時が止まった感覚がした。
自分の悪い所を探したが全然分からなかった。
なんで、どうして?
置いていくの?
貴方と貴女に置いて行かれたくない。
愛しているの。狂おしい程に。
"愛すし愛して?"
そう答えを言ったが全然表情が変わらない。
"お前の(貴女の)愛はタヒと同じだ。"
なんでよ。
私がタヒ神だから?
それでも、一緒に居ようよ。
魂がなくなるまで。
手を取り合って生きていこうね。
約束したじゃん…。
貴方は先に戦場へ行って消えていく。
私も連れてってよ、主様…。
強くもないけど貴方と居た日々が忘れられない。
人間でも人外でも仲良くご飯も食べたじゃん。
寂しいよ…。
貴方の墓の前でまたお話沢山してあげるからね。
"マスター、貴方に会えて良かったよ。"
また、物語は始まってしまうけど、
私は貴方と居た記憶は忘れないよ。
"初めましてマスター、私は"
これからもずっと。
"知ってるよ、貴女の名前は"
ただいま。俺の仲間達。
冒険を続けようか。
優越感、劣等感ね。
いつもそれが付きまとう。
嫌気が刺す程に、あの子は頭が良くて
私とは違う。友達なのに。
何でだろう。
あの子の隣に居て笑った姿が見たい。
そう願ってしまうが
それが夢のまた夢になってしまった、
高校受験。
あの子は頭の良い私立高校へ、
私は普通の高校へ、別れて行く。
"もう少しだけでも一緒に居たかったよ。"
なんて言えたらな。
春風は私の心を拐っていった。
"私も貴女と居たかったよ、
迎えに行くから待っててね。"
貴女にこの思いが届いていますように、
この春の季節に願う。
"約束だよ!"
ありがとう。聞こえたよ。
大人になったらまた、笑い合おうね。
それまでどうが無事で居てね。