君と最後に 出会った日。
それは ぼくときみが 出会った日。
最初で最後の 出会った日。
ぐさり、 という音と
きみの ちいさな悲鳴と
あかいろが めだっていたよね。
無差別に 殺人を起こした ぼくの
一番最初の 被害者が きみ だった。
一年後の 私は なにを
して らっしゃい ますか。
きっと、 素敵な事を して
らっしゃること でしょう。
だって そう思わないと、
救いが ないじゃない ですか。
わたしは 日常を あいする。
わたしは 非日常を きらう。
わたしは 平凡を あいする。
わたしは 非平凡を きらう。
当たり前が、 普通が、 平凡が、
いちばん いいはずなのです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
kill me 。
最近シリアス多めだったので、
ふつーのやつを……
私の好きな色。それは青色。
それに加え、紫も好きだ。どれもこれも
美しくて見惚れてしまうから。
でも 皆にこれを言うと、
「“血の色”が好きなんて、物好きだね」
って言われちゃう。
……別に血の色が好きだっていいじゃん。
私が今生きているのはあゆみのおかげです。あゆみがいなければ、私はとうに死んでいました……と「遺書」に書き写す午前二時。使い古した汚れている勉強机の上で書きたい事を文字が汚い事をわかっていてひたすらに書いていった。文法もぐちゃぐちゃの、まるで人に読ませる気がないような字。これが遺書だと言うのなら、空白の原稿用紙を「反省文だ」と言っても通されるだろう。
「……わたしは…あゆみによっていかされ…あゆみによってころされます…わたしが…しぬのもいきるのも…あゆみのおもうがままに、」
小学生が文を書く時のように、書いている文章を丸々朗読しながら書く。鉛筆をぎり、と力強く握り締め、押し込んでいく程の強さで感情のままに文を書き記していく。何故、私が生きているのはあゆみのお陰なのに遺書を書いているのか って?
それは、あゆみを殺す為に生きてるからだよ。