星屑

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8/29/2024, 10:59:35 AM

言葉はいらない、、、。
ただ、、さ、君に笑っていて欲しいだけなんだよ。
ボロボロになってあなたの方が辛いはずなのに、
まるで何も無かったかのように振舞って。
不器用な笑顔で私を心配させまいとして
大丈夫だった?貴方は私にそう聞いた。
「無事よ、馬鹿、、本当に、、、良かった、、」
溢れだしてくる涙で貴方のことが見えなくなってしまって袖で涙を拭ってもまた見えなくなって。
それがまた悔しくて、、、。
「貴方って、、大事なこと私に言ってくれないよねでも、でもね、わかるの言葉がなくても会えなくても、貴方はきっと私の事思ってくれてるって。」

8/18/2024, 3:24:32 PM

僕が僕であるために必要なことって何なのだろう。
鏡に映った自分を見てふと考える。
全く同じ容姿、だけど中身が違ったら。
それは本当に僕と言えるのだろうか、
自分の非力を感じる度に、無力だと思う度に、
僕は僕に問いかける。
僕が僕である理由ってなんだろう。

8/16/2024, 4:39:53 PM

ダメな娘だ、なぜそんなこともできないんだ、当たり前だ。父からそんな事ばかり言われた。
褒められるなど無縁に育った。完璧を求められ続けた。第三者には、成功したら誇りだと言われ、失敗すると愚女と蔑まれる。
私って一体何なのだろう。そう考えずにはいられなかった。
誇りってなんなのかな、貴方と会っている時思いがけず口からこぼれた。
慌てて取り消そうとしたけど、貴方の方が先に口を開いた。
「誇りか、、、。考えたこと無かったけど、僕にとっては両親と君かな」
贅沢な暮らしはできないけど両親は僕をここまで育ててくれた。愛情を持って接してくれた。そして君は、僕が辛い時、悲しい時傍にいてくれた。時には僕のために怒ってくれたり、泣いたりしてくれた。僕はそんな人達を誇りに思うよ。
そしていつも感謝してる。
傍にいてくれてありがとう。

目頭が熱くなった。
怒られてばかり、蔑まれてばかりいた。だからいっそ私なんていなければって思った。
けれど貴方はこんな私を誇りなんて言ってくれるのね。
「私も貴方が誇りよ。何よりも。そして貴方の誇りであり続けるために頑張るわ」
今までの不安を隠すように、貴方への感謝が伝わるように私は精一杯の笑顔を向けた。

8/14/2024, 12:28:30 PM

僕が本を読んでいると、彼女が覗いてきてこれは何?と尋ねた。
自転車というものらしいよと僕は答えた。
すると君は、何それ!と興味津々に瞳を輝かせた。
だから僕は、本に書いてあることを教えた。
「どうやらこの乗り物に乗ってペダルを踏むと前に進むらしいよ、」
そう指をさしながら説明をすると、こう?こんな感じ?と乗るふりをして見せた。
そんな姿が微笑ましくて、いつか君に本物をあげてみせると心の中で強く誓った。




8/13/2024, 11:25:50 AM

課題が出た。
心の健康とは何か、あなたの考えをを書きなさい。と、

心の健康ってなんだろう。
1人机に向かって、考えを巡らせながらぼーっとしていると。
軽く扉を叩く音が聞こえた。
はーい、と返事をし、音のなる方に顔を向けると、
見慣れた顔の彼が入ってきた。
彼は、お邪魔しますと言い、私が勧めた椅子へ座った。
彼はしばらく私の様子を伺っていたが、私の集中が切れたのを感じとったのか、
「ねぇ、ちょっと休憩しない?スイカ持ってきたんだ。切ってきたからすぐ食べれるよ」
と言い、テーブルの上にスイカを置いた。
私は、その掛け声と同時に彼の方へ向き直り目の前にあるスイカに手を伸ばした。
そして、私はスイカを頬張りながら、何気なく彼に、
心の健康ってなんだと思う?と聞いた
すると彼は、んー、と少し考えたあと、
穏やかな時間を過ごすことかな、と言った。
私は、率直に何それと言うと。
彼はなんだろうね難しいな。と笑った。
私もなんだか可笑しくなってひとしきり笑った。
なんだか、今なら書ける気がする
私は、よし!と言い、気を引き締め直して机に向かった。

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