小5です。

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8/29/2024, 11:22:51 AM

言葉はいらない。ただ…

母が亡くなった。病死だった。
タイトルにもなっているこの言葉は、母が亡くなる寸前遺した言葉だ。
天国への階段をゆっくりと登っていく、亡くなる前の母を見て涙が止まらなかった。

「ごめんなさい、ありがとう、、」ってずっと言いながら号泣していた娘を目の前にして、母はどんな気持ちだっただろうか。
亡くなる時、あまりにも泣きすぎたせいで、鼻がつまり、耳も詰まった。聞こえにくくなっていたから最後まで言葉が聞こえなかった。

その時、私は酷く後悔した。あの時少しでも涙を堪えていれば、あんなに泣かなければ。と自分を責めていた。

でも、その先が酷く恐ろしいことであり、すごく何気ないことだったら。そう今は考えて、自分を責めないようにした。

泣くのが嫌だったり、泣き虫だと自分を思ってるキミへ。
泣いても大丈夫だよ。生きるのが辛くなったら探して読みに来てね。

12年しか生きていない小6より

8/26/2024, 11:39:48 AM

私の日記帳

亡くなった母の日記帳。
少し興味を持ったので開いて見て見た。
書いた日付けとともに、内容が書いてある。
私が生まれた年まで遡った。
妊娠中期の所で、マタニティーブルーだと考えられる文章を見た。
「なんで妊娠なんか望んだんだろう。こんな辛いものとは思わなかった」
涙が落ちたようなページに書かれていた。
字も少し崩れていて、ページだけでとても辛かったのが分かる。

そして、私の生まれた日の日記を見た。
「やっと産まれた。絶対に守る。私の大好きな子供 ♡」
母は生前、手紙などに♡を付けることがあった。
それだけで母を思い出して、また泣き出しそうになった。

私は、母のまだ残っているLINEにメッセージを送った。
「天国で安らかに。いつでも大好きだよ。見守っててね」
どうせ返信は来ないけど、期待してしまった。いや、期待したかった。
数日後、LINEにひとつの通知が届いた。
「ありがとう。」
一言だけだった。たったその一言だった。
とても嬉しかった。感謝の一言だけでこんなに嬉しかったことはこれまでに無かった。
驚き、怖さ、そんなの無かった。感動で涙が溢れ出た。

「次は私が、日記を綴ります。」
その言葉で、日記を今日から始めた。


私、もう小6です!!!

8/26/2024, 9:36:18 AM

向かい合わせ

いつも電車の向かいあわせの席に同じ女の子が座っている。
自分はいつ見ても女の子がいることが不思議だった。
2回ほどはあっても毎回などおかしい。
なぜあの向かいあわせの席に執着しているのだろう。

ある日私は遅刻してしまった。
学校に遅れてしまう、遅延証明書でも貰わないと。なんて考えていたその時、
血が飛び散り、電車が何かを轢いた音がした。
みんなが驚き顔を覗き込む。
グロい動画などをよく見ていたので、少し私も見て見た。
向かいあわせの席の子に制服も、髪型も見る限り似ていた。
手には紙か何かを握っているように見えた。
白紙のようだが、何より血が全体的にかかっていてわからない。
その子がこの学校の子だとわかった時、持っていた物も全て出された。
血は酸化して、茶色く変化していた。
私はその紙に書いてあることが知りたくて、手に取って見て見た。
「付き合ってください」と告白の文字が綴られていた。
見えたのはたったそれだけ。ちょうど名前の所は血がかかっていて見えない。

あなたはこの話から何を考えましたか?

7/5/2024, 4:56:25 AM

神様だけが知っている

神様だけが知っていることってなんだと思う?
やっぱり生死のこと、好きな人と結ばれるとかって神様しか知らないよね。
そう思ったり思わなかったりするけど、
神様ってほんとに実在するの?
無神論者なんて言葉もあるし、神様はいるってそんなきっぱりとは言えないけど、私は信じてる。
だって、川の向こうにいたんだもん。

12/27/2023, 7:49:27 AM

変わらないもの

変わらないものは無い。今でも時間は進む。
もう2023年は終わるし、どうせまたすぐ2025年になる。
予言なんて信じられない。ただの偶然。
もし変わらないものがあっても、不気味でたまらない。
「人間は知らず知らずのうちに変わることを願っているのかもね」

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