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1/31/2024, 3:32:44 PM

ある日、ある少年の家に手紙が届いた。

少年へ、
この手紙をかなたが見た時、どんなことを思っているでしょうか。
嬉しいのか、困っているのか、笑っているのか、泣いているのかすらわからないのです。

あの知らせが、あなたが「勇者」であることが知らせられた時、どんなことを思っていたのでしょうか。
不安、希望、困惑、光栄……さまざまな感情が嵐のようにあなたの心を震わせたことでしょう。

しかしあなたは旅立たなければいけない。
それがこの世界の宿命であり運命。
世界そのものの物語。

おそらくこの旅路は、世界の本質に触れるもの。
この旅で、楽しく、美しく、嬉しくなる、表側の世界の側面を見るでしょう。
同時に、残酷で、残忍で、苛酷な、裏側の世界の側面を見るでしょう。

しかし、どんな時でも私はあなたのそばにいます。
あの日、あなたが私を見つけてくれたあの日から。
八百万の神の一柱にすら数えられないような、ちっぽけな私を。

この手紙を通し、祝福を送り授けます。
あなたの旅路の果てに、光あらんことを。

これから旅へ向かう勇者へ
村の大樹の神より

1/30/2024, 1:56:39 PM

いま、誰かに届けたい思い、言葉、もの、なんでもいい。
そう言ったものがある人は、今すぐ、電話やメールで伝えるとか、ものなら送ったほうがいい。
手遅れになる前に。

1/29/2024, 7:49:37 AM

私は幼少の頃、月に一度、電車で大きな街に行くことをとても楽しみにしていた。
大きなビルや煌びやかな光。
かっこいい服屋さんやオシャレな食べ物屋さん。
行ったことのない道に行くワクワク。
田舎では見れないショー。
当時はやっていたアーケードゲーム。
そこには、田舎では体験できない事がたくさんあった。

そして今、二十歳になったタイミングで、とある街に一人暮らしを始めた。
そこには、あの日味わったワクワクはあっただろうか?
いや、なかった。
あの日のような、何をみても星々が煌めくように目を輝かせるようなワクワクはなかった。
でも、見知らぬバスや電車に乗る時のドキドキ感。
新しい景色を見た時の爽快感。
頻度が減っただけで、やっぱり田舎っ子なんだなと思った。

やっぱり、子供の時の街への冒険ほど楽しいものはないだろう。

1/27/2024, 2:56:20 PM

この世の大半の情報は嘘である。
ネガティブな意味ではなく、人間は大規模な人数の集落になるにつれ「うわさ」、たとえば「あいつは大きな動物を倒したらしい!だからあいつがリーダーだ!」という風に、生存上有利になるように多くの人々を束ねるため、「うわさ」という名の嘘か真かわからないーただほとんどは嘘ーものが使われた。

それはおそらく、人間の本能的な物で、現代がうわさという名の嘘で塗れているのもまあ、人間が食事をやめないのと同じようなものだと思う。拡散力が段違いではあるが。

そんな世の中で、大事な能力は、嘘か本当か見分ける能力もそうだが、人の優しさというものに気づけるか。も大事だと思う。何故なら人は、優しさという感情には嘘はつけない。仕草、表情、言葉選び………さまざまな点で優しさが滲み出ているのだ。

だからこそ、優しさを受ける側も、優しくしてくれた人には嘘をつかないで欲しい。優しさを純粋に受け取って。
「ありがとう」
を伝えよう。
その一言が、この世で一番、優しさに包まれているから。

1/26/2024, 2:02:26 AM

安心と不安、この二律背反の感情を一度に味わったことはないだろうか?
もしくは、現在も感じている人が多いのではなかろうか。

最近の出来事で言うと、受験などで、
「こんだけ勉強したらいける」という安心と、
「合格できてるか?」という不安がごちゃ混ぜになった人がいるだろう。

でも、考えてみて欲しい。
安心は今までしてきたことに対して起こる感情。
不安は未来起こるかもしれないことに対して起こる感情。
こう言う場合がほとんどだと思う。
僕の20年生きてきた浅い経験則でもそう思う。

だから、と言うわけではないが、
一度立ち止まって振り返る。
この事が、非常に大事だと思う。

一歩踏み出して勝負しないといけない時不安を感じているなら、
一瞬だけでも一度振り返って安心という名の盾で、不安という名の剣から守ってもらおう。

それからまた、前を向けばいいと思う。

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