真岡 入雲

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3/21/2026, 2:24:23 PM

君と二人ぼっち
最高で最低な世界

君が誰よりも素敵なのを

僕だけが知っていて
僕だけしか知らないなんて

なんて素晴らしくて
勿体ない世界なのか

君と二人ぼっち

凄く魅力的で
酷く哀しい響き

震えるほど甘美で
涙が溢れるほど苦しい
幸せで不幸せな世界

君と二人ぼっち
そんな世界は
ベッドの中だけで十分だ



3/20/2026, 1:32:20 PM

アナタの夢が醒める前に
ワタシは遠くへ旅立ちましょう

今生の別れなど
アナタは良しとはしないでしょうが
涙に濡れるアナタの顔が
瞼の裏に焼き付いてしまうのを
ワタシは良しとはしたくないのです

流れる星も
髪を揺らす風も
微かに聴こえる潮騒も
優しいアナタのぬくもりも

全部ぜんぶ此処に置いて
ワタシは今旅立つのです

アナタの夢が醒める前に
ワタシは遠くへ旅立ちます

近くはない未来で
アナタが笑って
私を見つけてくれることを祈って……


11/16/2025, 6:46:19 PM

君を照らす月


綺麗だと思っていた
美しいと感じていた
コロコロと変わる表情は
見ているだけで心が弾み
話す声は耳に心地良かった

私に触れる手はいつも優しく
向けられる視線はあたたかく
君のそばにいられる事が
誇らしくあり
幸せでもあった

今夜も空を見上げ君を想う

遠く瞬く星々の輝きと
あの日とは異なる形の月
頬を撫ぜる澄んだ空気は
流れた時間と君との距離を
私という存在に思い出させる

あの日最後に見た
君を照らす月のように
淡く儚げに霞んでいく君との思い出を
決して忘れないために

私は君の名を唇に乗せる

いつかまた
君と会える日が来ると信じて


9/19/2025, 12:06:36 AM

もしも世界が終わるなら

大きいこと小さいこと
何ひとつ気にしないで
美味しいものを
おなかいっぱい食べて

ふかふかのお布団に包まれながら
幸せな覚めない夢の中で
最期を迎えられればいいな

8/28/2025, 2:43:52 PM

夏草


勢いよく伸びる葉と茎
小さな命達の隠れ家

ジリジリと肌を焼く陽の光と
傍らに置いたラジオから流れる
アナウンサーの興奮した声

吹き出る汗もそのままに
無言で大地から緑を抜き取る

毎日毎日プチプチプチプチ
コレが今の私の日課だ

抜いても抜いてもグングン伸びて
親から譲り受けた古くて広い家の庭が
あっという間に雑草だらけになってしまう

雑草と言う名の草はないとは言うけれど
雑草ほど逞しい草はないだろう
本当に彼らの生命力には頭が下がる

いつかこの家も
彼らに覆い尽くされ
自然に還るのかもしれない
だが、今はまだ足掻いていたい

『打ったー!逆転満塁ホームラン!』

あの高校球児達のように
私も最後まで諦めずに
頑張ってみようと思う


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