鋭い眼差し
私は、突然めまいがして、前のめりに倒れた。
するといつもの鋭い眼差しを気を失う前に感じた。
意識が落ちていく間に
嗚呼、私は、死んでしまうのだな。
短い命だったなんて、つらつら考えていると。
朝日だろうか?
顔に光を感じて、目を開けると。
涙を流して、生きていてよかったの声。
周りを見ると、家族が私を囲んでいた。
ここは、病院のベッドのようだ。
昏睡寸前だったんだよ、お姉ちゃん。
妹は、泣きながら言った。
でも、意識戻ってよかった。
倒れてすぐ、運良くお医者様が駆けつけてくれて、
お姉ちゃんに処置してくださったの。
ああ。
あの鋭い眼差しは、そのお医者様のだったんだね。
具合は、大丈夫ですか?
白衣を着た、男性に声をかけられた。
貴方が、そのときのお医者様だったんですね、
命を助けていただいて、ありがとうございます。
なんだか、生まれ変わった気分です。
頑張って生きていこう!
終わり
0からの
0からの誕生。
皆、初めは、赤ちゃんから、スタート。
どうなっていくかは、その人次第。
Zero は、Zだから、アルファベットでは、最後の方にくるね。
Birthは、Bだから、初めのAの次だね。
ようは、考え方次第なのかもしれない。
幸も不幸も。
君は、幸せものだね。我が愛猫よ。
にゃー。
にゃんざぶろう
今日にさよなら
今日にさよなら、明日におはよう。
夜の夢の中の夢で見る夢。
朝方に見る夢。
すっかり忘れているけれども、
布団の暖かさが、ぬくぬくで、
相変わらず、朝、起きれない。
目覚ましの音と共に、朝の訪れを
感じる。
太陽の暖かさも。
もう、春が近いね。
我が愛猫もゴロゴロと喉を鳴らし嬉しそうだ。
にゃんざぶろう
バレンタイン
今日は、一年に一度のチョコの日。
セイントバレンティヌスに乾杯。
甘いバレンタインのチョコに私の気持ちと共に渡す。
若き日の私は、好きなひとに渡せなかったな。
家の前まで行って、渡せず、泣いて帰ってきた、
あの日。
それが、今は、渡せる。
なぜか?
当時から好きな人が、今の旦那様。
もっと、早く渡してくれよ。
そうすれば、早くに気持ちがわかったのに。
とのことでした。
今年も手作りです。
いつもありがとう。
我が愛猫は、僕にもご褒美は?
と、にゃーんと鳴いた。
にゃんざぶろう
誰もがみんな
皆、誰しも苦しい思いは、ある。
何か、皆、求めすぎでは、ないだろうか?
自分で、いい。
一つで、いい。
あなたで、いい。
欲張らなくていいよう。
私も、つい欲張ってしまうけど、
一つだけ、大切なものを守り続けては、どうだろうか?
誰にも譲れないもの一つを。
明日の来ない日は、ないから。
我が愛猫は、守りたい家族の一人だもんな。
にゃー。
にゃんざぶろう