伊根子

Open App
5/15/2024, 9:56:30 AM

なんとなくダラダラと流れてきた
何者かになりたいと思いながら何もできずに生きてた
鏡を覗き込めばそこには疲れたおばさんがいた
テレビだ雑誌だ成功者たちは言うよ
「遅いことなんかない」と
でもそれはきっと神様に選ばれた天性の才能
門の叩き方も知らない得ようともしないものには
誰も道案内なんかしてくれないし
こんな捩じくれた考えしかできない自分だから
あと一歩がいつも踏み出せなくて
誰かに見つけてもらおうだなんて烏滸がましいよな
ああ これだってただの愚痴 ただの日記 それだけ

5/11/2024, 5:58:46 AM

美味しいものを食べたいだけ食べて生きていたら
ぶくぶく肥え太って醜い肉の塊ができました
蝶々はどんなに甘い蜜でお腹をパンパンにしたとて
ドロドロ重い脂の洋服を着なくて済むんだわ
ああ妬ましい嫉ましいなあ 気ままに空を飛んでいても
誰にも咎められないし 常に美しくいられる
神様どんな危険に侵されようとも短い命だろうとも
構いませんから可憐で小さな蝶の体をください
怠惰で鈍重で愚鈍な生命なんか なんの得にもなりゃしない
世の中のお荷物です ごめんなさい

4/14/2024, 9:11:21 AM

昨日曇ってた気持ちも今日は晴れやか
君が居てくれるから 心は透き通る青
心を満たしてくれて 癒してくれて
ありがとう

沈んでいた心も 上を向くよ
お互いの瞳の中にお互いだけ映って
まるでふたりの世界邪魔なんか入らない

4/10/2024, 11:10:25 PM

まだ肌寒いでしょうと厚手の上着で出かけ
思ったより強い陽射しに汗ばむが
裸の木々たちは衣替えを渋っているみたい

皆分厚い上着をしまう契機を伺うけれど
ジェットコースターのよう
くるくる変わる気温に振り回されて疲弊している

桜舞い散る華やいだ公園を液晶は映すけれど
北の街の春は一進一退の様相
冬将軍はまだ帰り難く だらだらと居座っているようだ

3/31/2024, 8:54:41 AM

気づいてるよ わかってるよ 貴方はもう私に飽きてる
それでも一緒にいてくれるけど 別れを告げるのが面倒だから 惰性だけの関係
鎹がなくなればばらばらに壊れてしまうのかな
それならわたしから 終わらせるべきなのかな
考えてしまう一人の夜に

Next