NN BOX 出会いをありがとう!

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4/4/2025, 1:35:24 PM

「桜の下にうまってしまおうか。」


突然の言葉に驚く。


「…なーんてね。じょーだんだよ、ジョーダン。」


「だってさー、よく言うじゃん〜?
桜の下にはなんちゃらって、
言ってみたかっただけだよーー。
変な顔しないでよー。」


作久間は時に、本気なのか分からないところがある。


「別に変な顔はしていない。」


「え?」


「埋まるのは遠慮したいが……今から、一緒に木の下まで行かないか?」

「よーいどん。」


「えっ、ええっ!??」


「ほら、早く。僕が先に着いてしまうぞ。」


「そんないきなりっ、
ずっ、ずるいよーーー!牡丹ーーーー!!」


「はぁ…はぁ。」


「なんか、大人になったね、僕たち。」


「……そ、そうだな……」


先に走り出したが結局僕は作久間にまけてしまった。


息の切れ具合に、成長を感じる。


「ほら、作久間。」



「えっ?」



「わっ!!!」



「こうして…ねっころがって見ると、また違う景色だろう?」


「ふふ。ロマンチスト…」


「おぉっほん…まぁ、なんだ。」


「二人で土の上に咲いていれば、こうして綺麗な桜を見れるぞ。」


「……牡丹……。」


「そうだね。」


「ふふ、明日もまた見れればいいな!!」


「あぁ、そうだな。また見にこよう。」

4/4/2025, 9:12:12 AM

君と、僕と、貴方。


似ているようで、違う存在。


力をくれる、大切な存在。


少しだけ出掛けてしまっていたけれど、


今は、たまに顔を出してくれるね。


君と、貴方が帰ってきてくれたこと、本当に嬉しく思ってるよ。


ありがと。

4/3/2025, 1:10:59 AM

空に向かって息をする。


できるだけ、たくさんの酸素を吸い込めるように。


おもくなってしまった、身体を支えられるように……


……。


なんだ、君たち……


そんなに空を塞がないでくれ。


綺麗な…青空が見えないじゃ…ないか


なんで、泣いてるんだ。


君たちの雨があたたかい。


……そんなかんたんにやられる僕じゃないだろう…?


きっとそのうち、起きてきて、君たちの……


ねぼすけなミヤをたたきおこして……


あぁ、そうだ。ナッツが朝ごはんを作ってくれているから、僕も加勢にしに行って……


ピースが仕立てた洋服に礼を言う。
そこでどうしてもって言うから、アドバイスをするんだ……


もっと、ナッツ達の洋服は、防御に徹するのがいいんじゃないか、とか。


僕の服は特に動きやすいのがいいから、袖に魔法をかけてみたらどうか、とか。


だって、そうだろう…?


いつだって先陣切って護るのは、僕の役目だからね。


だから………


大丈夫。


ミヤよりねぼすけになるだけ。


普段起こしてやってるんだ。


たまには、君から起こしてほしい。


ナッツ……僕が目覚めたら、美味しいご飯を頼むよ。


……そうだな。たまには、僕の好物の煮物で埋め尽くすディナーもいいんじゃないかな。


ピース……


……今までで、一番かっこいい洋服を仕立ててくれよ。



僕の歓迎式、もう一度開いてもらうことになるだろうから。



ふふ…ふ。


君たちの楽しい未来があると思うと、


この先も楽しみで仕方がないよ……。


でも、……少しだけ休暇をとらせてもらうよ。


なぁーに…少し長い昼寝だよ、


君たちとの旅がいやになったとかじゃないから。


むしろ逆、


大丈夫、


……きっといつか、現れてくれる、


必ずな、


元気でな、


また会おうな、



おやすみなさい、


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復活するENDなので、安心してください!!!!!

NN BOX より

4/1/2025, 12:33:38 PM

目の前が真っ黒に染まった。


少しじんじんする鼻を抑えながら、上を見上げる。


「はじめまして、お嬢様。」

「もうしわけございません…お怪我はないですか。」


3/31/2025, 12:57:37 PM

まだもう少し一緒に居たいから。


ちょっとだけ、ことばでいっしょを引き延ばす。


どれくらい持ってくれるかな。


そんなことを考えてるうちに、


伝えてしまった。


言葉にしてしまった。


今日も、

「またね!」って。



昨日も今も音にできなかったのは、


それはきっと、またね!の前に伝えたかったことば。







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