NN BOX 出会いをありがとう!

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4/3/2025, 1:10:59 AM

空に向かって息をする。


できるだけ、たくさんの酸素を吸い込めるように。


おもくなってしまった、身体を支えられるように……


……。


なんだ、君たち……


そんなに空を塞がないでくれ。


綺麗な…青空が見えないじゃ…ないか


なんで、泣いてるんだ。


君たちの雨があたたかい。


……そんなかんたんにやられる僕じゃないだろう…?


きっとそのうち、起きてきて、君たちの……


ねぼすけなミヤをたたきおこして……


あぁ、そうだ。ナッツが朝ごはんを作ってくれているから、僕も加勢にしに行って……


ピースが仕立てた洋服に礼を言う。
そこでどうしてもって言うから、アドバイスをするんだ……


もっと、ナッツ達の洋服は、防御に徹するのがいいんじゃないか、とか。


僕の服は特に動きやすいのがいいから、袖に魔法をかけてみたらどうか、とか。


だって、そうだろう…?


いつだって先陣切って護るのは、僕の役目だからね。


だから………


大丈夫。


ミヤよりねぼすけになるだけ。


普段起こしてやってるんだ。


たまには、君から起こしてほしい。


ナッツ……僕が目覚めたら、美味しいご飯を頼むよ。


……そうだな。たまには、僕の好物の煮物で埋め尽くすディナーもいいんじゃないかな。


ピース……


……今までで、一番かっこいい洋服を仕立ててくれよ。



僕の歓迎式、もう一度開いてもらうことになるだろうから。



ふふ…ふ。


君たちの楽しい未来があると思うと、


この先も楽しみで仕方がないよ……。


でも、……少しだけ休暇をとらせてもらうよ。


なぁーに…少し長い昼寝だよ、


君たちとの旅がいやになったとかじゃないから。


むしろ逆、


大丈夫、


……きっといつか、現れてくれる、


必ずな、


元気でな、


また会おうな、



おやすみなさい、


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復活するENDなので、安心してください!!!!!

NN BOX より

4/1/2025, 12:33:38 PM

目の前が真っ黒に染まった。


少しじんじんする鼻を抑えながら、上を見上げる。


「はじめまして、お嬢様。」

「もうしわけございません…お怪我はないですか。」


3/31/2025, 12:57:37 PM

まだもう少し一緒に居たいから。


ちょっとだけ、ことばでいっしょを引き延ばす。


どれくらい持ってくれるかな。


そんなことを考えてるうちに、


伝えてしまった。


言葉にしてしまった。


今日も、

「またね!」って。



昨日も今も音にできなかったのは、


それはきっと、またね!の前に伝えたかったことば。







3/24/2025, 6:38:46 AM

雲り。


雨。


晴れ。


夏。


どれも愛する瞬間だった。


いつだって僕を見守ってくれていた。


今日の空は何色だろうか。


眩しいくらいの、水色か、

 
恵みをもたらす灰色か?


それでも明日には、光は差すのだろうか。


何億年と続いてきたこの世界。


僕もその一員に成れるだろうか。


「生を繰り返してるお前さんにゃ、もう立派な一員じゃねぇが。」


驚いた。
座った老人が笑顔で見つめていた。


「……そう…ですね。」


微笑みが移ってしまった。


と同時に、胸に暖かさがじんわり広がっていった。


「ありがとう…ございます。」


今日も明日も、これからも……ずっと、


いい日になるといいな。

3/20/2025, 12:06:00 PM

手を繋いで。

この時を紡ごう。

決して離れることのない様に。

はぐれることのないように…

とっさに僕は手を掴み走り出す。


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「う〜〜〜ん……」
「こんなこと言えたらいいのになぁ…」


「あら、私は好きよ。」



「!?!?茶斗!?!?いたのか!?!?」



「ノックならしたわよ?はい、アイス。」


「あっ…ありがと……」


「…今のままでもいいんふぁない?」
((あいすをかじりながら、そう言ってくれる彼女が愛おしい。))



「目の前の優しいあなた……
…小説の前だと大胆になるあなた。」


「どっちとも愛することは楽しいもの。」

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