NN BOX 出会いをありがとう!

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4/1/2025, 12:33:38 PM

目の前が真っ黒に染まった。


少しじんじんする鼻を抑えながら、上を見上げる。


「はじめまして、お嬢様。」

「もうしわけございません…お怪我はないですか。」


3/31/2025, 12:57:37 PM

まだもう少し一緒に居たいから。


ちょっとだけ、ことばでいっしょを引き延ばす。


どれくらい持ってくれるかな。


そんなことを考えてるうちに、


伝えてしまった。


言葉にしてしまった。


今日も、

「またね!」って。



昨日も今も音にできなかったのは、


それはきっと、またね!の前に伝えたかったことば。







3/24/2025, 6:38:46 AM

雲り。


雨。


晴れ。


夏。


どれも愛する瞬間だった。


いつだって僕を見守ってくれていた。


今日の空は何色だろうか。


眩しいくらいの、水色か、

 
恵みをもたらす灰色か?


それでも明日には、光は差すのだろうか。


何億年と続いてきたこの世界。


僕もその一員に成れるだろうか。


「生を繰り返してるお前さんにゃ、もう立派な一員じゃねぇが。」


驚いた。
座った老人が笑顔で見つめていた。


「……そう…ですね。」


微笑みが移ってしまった。


と同時に、胸に暖かさがじんわり広がっていった。


「ありがとう…ございます。」


今日も明日も、これからも……ずっと、


いい日になるといいな。

3/20/2025, 12:06:00 PM

手を繋いで。

この時を紡ごう。

決して離れることのない様に。

はぐれることのないように…

とっさに僕は手を掴み走り出す。


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「う〜〜〜ん……」
「こんなこと言えたらいいのになぁ…」


「あら、私は好きよ。」



「!?!?茶斗!?!?いたのか!?!?」



「ノックならしたわよ?はい、アイス。」


「あっ…ありがと……」


「…今のままでもいいんふぁない?」
((あいすをかじりながら、そう言ってくれる彼女が愛おしい。))



「目の前の優しいあなた……
…小説の前だと大胆になるあなた。」


「どっちとも愛することは楽しいもの。」

3/18/2025, 12:37:05 PM

「…大好き。」


「……犬好き?」


「……もう、にごさないでよ、」


「……へへ、ごめん…」


「あんたねぇ、どうしたら、 だいすき が いぬすき に聞こえるわけ??」


「……だって、文字で書いたらそうなるもん…?」


「………」


「……ごめんごめん。」
「だって、どうしてもオレから伝えたくてさ!」

「…!」


「へへ、愛してるよ。」










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