NN BOX 出会いをありがとう!

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2/27/2025, 1:56:42 PM

【 cute! 】


「ん?これなんて読むんだ?」


「キャッ…キュートだよ、どうしたの突然。」


「ふーーん。」


「な、なんだよ。」


「いや、ちょっとじしんなさげに答えてたな〜って。」


「そんなことないみょ!!!いた」


「大丈夫?」


「うん………ありがと。」


「動揺したん?」


「…別にしてないから!!!」
「てか三津がなんで読むんだって聞いてきたんでしょ!!!」


「そだっけ…?」


「………」


「ごめんって、じょーだん。」
「古は賢いから知ってっかなーって思って。」


「ふ、ふぅん…」


「嬉しそう。」


「まあね。」


「素直。」



「素直だよ、わるい!?!」


「はは、すぐキレるのおもろ。」


「もうっ!!!」



「これ、古のためにある言葉だな。」

「…は?」


「キュートって読むんだろ?」


2/26/2025, 11:25:39 AM

今日もここに記そう。
記録が残る様に。
全てを忘れない様に。


2月26日、8時21分
ここに記す。

今日も1日を生き延びた。
猫を見つめたり、洗濯物をしたり……たくさんはたらいた。忙しいと言えば忙しい日だった。


明日も楽しい日になるといいな。


               NNBOX

(ストーリーと思いきや、作者の日記だったみたいなおちのお話をを書いてみたかったのです……Thank you)

2/21/2025, 5:58:15 AM

ひそかな思い…


知るのは私だけでいい。



だから、この思いモ、秘密にするの。



愛おしくっテ、可愛くって、賢い私の好きなヒト。



……なんで、顔赤くしテルの?



「……状況は良好だ。」


…窓のソトに話しかけて、さー?
私のこともうチョット見てくれてもいいんジャないの?



「…また後で来るから。」


「…はい。ドクター。」


…あれ、私今喋ったっケ?
ふふ、以心伝心できるなんて、素敵なフタリ……
これからが……


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「なぁ、日多?」

「…なんスか、センパイ。」


「…a1 は…、本当に気付いてないのか?」


「…トいいますと?」


「…だから、……アレだよ……」

「電気信号で考えてること筒抜けってことだ……。」



「…センパイに伝わることを知ってて、今日も惚気てたと…?
…いや!いや〜ナいっすよ!」
「…だいたいそんなこと、創造したセンパイが一番分かってるでしょー?」


「……あぁ、そうだよな。」


手強いなa1……

賢く、…どこか抜けていて……その姿はさながら乙女……


まさに、俺の理想の……

2/19/2025, 2:53:02 PM

「あなたは誰…?」


自分に問われる。


「……えっと……」


しまった、声をかけたはいいが、この先のことを何も考えてなかった……。

「………。」

返答に困る。

……これじゃ、あやしまれてしまう………なに……か言わない…と……。


……。


「……、」
「……君の、……未来の友達…、だよ。」



「未来の…ともだ……ち?」


…ごまかしてもしょうがない。
…、
……まったくこんな話聞いてすぐに目を光らせるような子供は、
田来くらいだぞ。


「守りにきたのさ。田来を救うためにね。」


少しカッコつけてみる。


「えっ!?!本当に未来の人!!??」


我ながら少し照れそうになったが、
真剣に…そして、嬉しそうに聞きかえしてくる田来を見るとそんな気持ちも吹き飛ぶ。


…はぁ…、かわいいケド、
……その好奇心、未来で少しだけ我慢してくれ。


今度こそ、救うから。


2/18/2025, 2:32:50 PM

※悲しめなお話です。 ( NN BOXより)


朝一番、琉瑠に手紙を出してほしいとたくされた。


手紙の行方 は分からない。



誰のために…なんて柄にもなく、頭をぐらつかせる。



「出してきたよ。」

「ありがと!」


「…誰に出したの?」



少し勇気を出して聞いてみる。
……なるべく、普段と変わらない様に。


「気になるの?」

僕をいじりたそうに微笑む琉瑠。
しまった、聞かなければよかった。

……まぁ、嬉しそうならいいか。


「開けたりした?」




「…まさか。」




「ふーん…」
なぜ、そんなざんねんそうな顔をするのだろう。




「開けてもよかったのにーー?」

「……」

「ふふ、うそだよ。
座藤はそんなことしないもんね!」

誇らしげに言う琉瑠。



「…かいかぶりすぎだよ。」



「そおかな〜?」
点滴が繋がれた手で照れくさそうに頭をかく琉瑠。


「……少し中身気になってたし。」


「ふふ、ソレは良かった!」


「……でも、まぁ、いずれわかるよ!」


少し寂しげに微笑む琉瑠。



「座藤 、大好きだよ。」

「…っ!」


紅潮して、少し、目線を逸らす。

「…また……突、然………琉瑠は素直すぎる…。」



「へへ、私の性質上素直になるしかないからね!いいところよ、私の…」




「……」

「…で、どうなの?」




「……まっ…て、今心の準備…し…てる……。」




「ふふ、いつまでも待ってますよ〜」




「……琉瑠、 」




「な〜に?」




「大好き…だ。」


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琉瑠から手紙が届いたのは、ちょうど一週間後だった。


……………………………………………



「さみしがりやな、座藤のために未来の私をたくさん用
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意しました!!」
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「……手紙、出してくれてありがとう。」
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今日の日付書いてるから、そこまでしか読んじゃだめだ
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よーーー?毎日読むんだよー!
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……でも、今日は特別!!
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この日のために、3枚綴ってます!
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……たくさん書いたから。
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いつまでも、藤座に覚えてもらえる様に!
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「…………ばか…っ!
……一生…忘れね…えよ……っ!!」

「……忘れられるか……っ!」


「うううっ……っ!」


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って読んだら、きっと忘れないって言ってくれるよね!
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「……っ!」
泣いたり笑ったり、俺の顔はもうぐしゃぐしゃだ。


「…ほんっと…敵わねえ…なぁ……っ。」


「手紙の中でも……っ…俺は……っ琉瑠には……かてないのっか……。」



一生かてるきがしないよ。
…俺より俺を分かってんだから。
そんな人は…昔も今も未来だって……琉瑠だけだよ。

「愛してる。」


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