ゆかぽんたす

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5/28/2024, 2:16:35 AM

いつか死んだらどうなるんだろう。

天国か地獄のどっちかに向かうことになるのかな。

どっちがいい?

君は、優しいし良い子だから地獄に落とされるなんてのはまず無いだろうな。

そしたら僕も君と同じ場所がいいな。

けれど。

ぼくがこれまでにしてきたことって、そのどちらかの行先を決める時に問題になったりしないかな。

もっと堂々とした生き方をしてればよかった。

このままじゃ、君と同じ天国へ行けない気がする。

君と出会ってからは心を入れ替えて生きてきたけど、

昔のことはいつまでも消えないから。

5/27/2024, 9:48:13 AM

どうせダメだとか、
思っちゃうんだよにゃあ。

夕方くらいに来てくれてボクと遊んでくれるあの子。
けど、いつも夕方のメロディが鳴ると帰っちゃう。
ほんとはもっとずっと遊んでたいのに、
“ママがおこるからいくね”って、ポケットからパンのミミ出しておいてく。
そんなのいいから遊んでよ、って思いをこめて鳴くんだけどぜんぜん伝わらにゃい。

もうすこし一緒にいてくれたらお月さまも見れるのに。
いつかあの子と夜の空をながめられる日がくるといいにゃあ。
お月さま、どうかよろしくおねがいします。
あの子がもっとたくさん、遊びにきてくれますように。

5/26/2024, 9:16:24 AM

振られた。

彼女は泣きながら僕のこと睨みつけて、“もう知らない”って言った。

やっぱり、僕が悪かったんだろうな。
泣かせずにどうにかするやり方もきっとあったはずだろうに
僕にはそれが見つけられなかった。
“私たち何がいけなかったの?”って、
彼女がすごくすごく苦しそうな表情で言うから僕は目を逸らした。
僕のその態度が彼女を追い詰めたんだと思う。

振られるのって、拒否されるのって、置き去りにされるのって。
こんなにも心が苦しいものなんだな。
こんな感覚は初めてだ。
頭の中が酸欠みたいになってる。
天気が悪いから、気圧のせいで頭痛を感じてるのかと思ったけどそうじゃないよね。
身体じゅうのいろんな器官が、ショックでうまく働かないんだ。
だから泣きたいのに、うまく涙さえも出ない。
外はこんなに土砂降りなのに。
僕のぶんまで泣いてるように、さっきからずっと激しく降ってる。

ごめん。本当に今更だけど、まだ今も君のこと好きだよ。

言っても届かない思いが雨音の中に消えてゆく。
ごめんもさよならもありがとうも言えなかった。
せめて追いかければよかった。
後悔しても遅いのに、さっきからそんなことばかり考えてしまうよ。
せめて雨が止むまでは、弱気なこと考えていてもいいよね。

5/25/2024, 7:41:29 AM

心配しないで。
ちゃんと笑えてるから。
あんなに泣いたし悩んだし苦しんだけど、
ぜんぶあなたの創りだした悪夢だから。
そんなふうにはならないから、大丈夫だよ。

まだ分からない先のことを考えても仕方ないよ。
今日はもう二度とやってこないからね。
好きに生きてね。

そして、目いっぱい笑って!!

5/24/2024, 12:26:14 AM

「ああ、そう」
それが、私が彼にごめんなさいと言った直後の彼の反応だった。ぶっきらぼうで少々不機嫌気味に言い放つ彼は、今間違いなく怒っている。その理由が分かるから、私は何も言えず動くこともできず、ただ立ち尽くすしかなかった。だって、彼より先に動いたら危険な気がしたから。まるで山奥で猛獣に遭遇してどうしたらいいか分からないような、そんな感じ。実際に味わったことは分からないけど、とにかく無闇に動いちゃいけないと思った。眼の前の、穏やかな顔した猛獣は、私のことをまだ許してないはずだから。
「そっか。……そっかあ」
頭を掻きながらぶつぶつと呟いている。薄ら笑いの顔が、逆に怖さを増している。彼のことを正面から見据えることができなかった。目が合うのを恐れじっと下を向く。だが突然私の腕をぐっと彼が掴んできた。反射的に顔を上げる。彼はやっぱり笑っていた。
「なんか言ってよ」
「なんかって……」
「ごめんなさいだけじゃ、分かんないでしょう?どうして僕じゃ駄目なのか、理由を教えてよ」
僕のものになってよ、と言われ、私はそれを拒否した。その回答が彼にとっては気に入らなかった。だから今彼はこんなにも静かに怒っているのだ。怒らせたのは私だけど、でも、彼の希望にはこたえられない。何故なら私にはちゃんと大切な人がいる。彼もその存在を知っているはずなのに、どうしてこんなことを言うんだろう。無理だと分かってるはずなのに。
「あはは。なんで?って顔してる」
「そりゃ、だって……」
「人を好きになるのに、理由とかしがらみって要るかな?」
言葉が出なかった。彼の言ってることはめちゃくちゃだ。そんな、独りよがりの考え方で私のことを手に入れようと思ったのか。
「逃さないよ」
彼は私の顔のすぐ横に手をついて行く手を阻む。見下ろしてくる笑顔が最高に怖いと感じた。
これじゃ本当に、逃れられない。

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