2日 ... 3日前だったかなぁ ... 仕事から帰って来てウイスキー数杯呷って酔ってから偶にしか使ってない未だ真新しい皮のベルトを首に回して家の壁に備え付けてあるハンガー掛け用のフックに引っ掛けて全身の力を抜いてみたんだ。... 濃い目で5,6杯飲んでいい気分になってたのもあったのかも知れないけど ...
ほう ... へぇ ... なるほどね ...
これなら逝けるかも ..... 。
1分弱そのまんまでいて、首が締まって来て、でもって息がし難くなって来ても逆にそれが睡魔に誘われるみたいに心地良くてね ... 心中でにやりとして
おいとましちゃおうかな
なんて一瞬念ったけど ...
あとの嫁娘たち3人の、(※経済的な意味での)泣き崩れる姿あたまに浮かんで来て呆れ気分でやめたゎ。
ノンフィクション映画『素晴らしき世界』の三上正夫の死や、洋画『グラディエーター』のラッセル・クロウ演じるマキシマスの最期 ...
〝 生き続ける意義が消滅したならば潔く去る。
ダラダラ居続ける価値はこの世界には無い。〟
私が得た解答とはそういうものだった。
映画だけからではない。人は差別が好きな生き物だ。
いなくなるためには遺る者たちへタネと財産を置いていかなければならない。
は ぁ 。 いやほんとこれ、重大な問題。
失恋
33年前だね .. はじめての失恋は。はじめてっつか最初で最後なんだとおもう。それ以降何人もの女の子と付き合って別れて25年になる女房と出逢ったけど ... 太陽が灰色に見えたほんとうの失恋はあの20歳の時の別れくらいだね。
互いに19歳で、互いに色白だったけど、彼女の身体はいつもベビーパウダーみたいにやさしかったのが印象的だった。
1年間同棲して、毎日目を閉じて天を仰いで反り返ってた彼女を眺めながら、いろいろ、わからなくなってたことに、気づかなかったまま、気付きたくなかったみたいな ...
そうこうしてたら10歳上の口髭の色男に奪われたよ。
数日後その彼のマラのデカさを笑顔で自慢気に伝えて来たよおれに。
半年後彼女はそのデカマラ氏にフラれたと泣きながら電話して来たが ... 完全に抜け殻になってたおれには彼女を包めなかった。
ふははははははは。
若い人っつか若い頃はたいへんだよな。
疼きの抑えが効かないから、
どうでもよくはなれないんだよな。
さてぼちぼち終活終活。
勝俣州和 .. さん ...
昨日のBREAKING DOWN12の会場となった立飛に来てたんだよね ... 客席?ゲスト?よくわからなかったけど ... テロップでしっかり名前も出されて紹介されてた ... 審査員ではなかったけど。
おれ、この勝俣さんの嘗てのセリフでどうしても忘れられない名言があってね ...
〝 欽ちゃんの笑いは人を傷つけないんですよ。〟
勝俣州和さんは欽ちゃんファミリーのCHA-CHAのメンバーだけどそれ以前は一世風靡セピアの研修生だったんだよね。
本練習の前に腕立て200回やる正真正銘の喧嘩も上等のダンスパフォーマンス軍団の。
情に厚過ぎるくらいのO型だけど芸能界では図に乗れない性質の所為か随分な苦労人らしいんだ。
おれ、こういう人が、
どうしても嫌いになれねえんだよ。
ホモじゃねえけど、好きなんだよ。
もうすぐ夏だね。
正直者は馬鹿を見ると言うけれどね ....
馬鹿を、見ない為には不正直にならなければならないわけだ .... 。
おれは、死んだらフツーに地獄行きだと思ってんだわ ... 自分は。
だって人に動物殺させて切り刻まさせて更に消毒させてきれいにラッピングさせて食品売り場に並べさせて ...
それで僅かな金を払うだけで美味しいって楽しんで食べて生きてるでしょ ... 。
普通に地獄行きでしょそんなの。
馬鹿ってのは馬と鹿を見分けられない知能が低いとか利口ではないという意味らしいけど、
阿保ってのはひとことでいえば〝 愚か 〟だらしいね。
馬鹿を見る正直者と、
その馬鹿を見ない為にクレバーに生きる阿保なら、
おれはバカの方をえらぶかな。
こんちわぁ〜 ばかクンでぇ〜すっ!
無垢 ...
煩悩から離れてけがれが無いこと ...
潔白で純真なこと ... 。
ほんとうに、ほんとうの、悪人というものは、
赤ん坊の時から、生まれた、生まれる前から、
生涯という物語が与えられ、始まった始まりの時から既に悪人、悪魔というものは、わたしは、無いと信じていると同時に ... それは、その事実は、その事実こそが実は大問題なのだともわたしは確信している ... 。
な ぜ な ら ば ......
ほんとうは悪人ではない者が、この世界のなかで揺れ動き、転がりながら ...
悪人と裁定されることがあるからである ....... 。
ほんとうは悪人ではないのだが、
悪人に、されるのである。
動物を畜生とし殺傷して食と化え口から入れ頬張り歯で斬り刻み舌で味わい喉を潜る感触に悦を得て繰り返す日々を棚に上げ ... 人が人を裁き ... 悪人らしきをまるで神のお示しかのように見世るべく罪と糾弾し刑を被せる ... 。
真の悪人が存在しない事自体の方が悍ましい真実なのである。
いや違う ...
神のフリをして、命肉を食し乍ら同志たる人を裁く人の存在を肯定するこの世の中こそ、実は悍ましいのである ...... 。
割り切れない奇数の3.3333333333333...の永遠の如く。