無垢 ...
煩悩から離れてけがれが無いこと ...
潔白で純真なこと ... 。
ほんとうに、ほんとうの、悪人というものは、
赤ん坊の時から、生まれた、生まれる前から、
生涯という物語が与えられ、始まった始まりの時から既に悪人、悪魔というものは、わたしは、無いと信じていると同時に ... それは、その事実は、その事実こそが実は大問題なのだともわたしは確信している ... 。
な ぜ な ら ば ......
ほんとうは悪人ではない者が、この世界のなかで揺れ動き、転がりながら ...
悪人と裁定されることがあるからである ....... 。
ほんとうは悪人ではないのだが、
悪人に、されるのである。
動物を畜生とし殺傷して食と化え口から入れ頬張り歯で斬り刻み舌で味わい喉を潜る感触に悦を得て繰り返す日々を棚に上げ ... 人が人を裁き ... 悪人らしきをまるで神のお示しかのように見世るべく罪と糾弾し刑を被せる ... 。
真の悪人が存在しない事自体の方が悍ましい真実なのである。
いや違う ...
神のフリをして、命肉を食し乍ら同志たる人を裁く人の存在を肯定するこの世の中こそ、実は悍ましいのである ...... 。
割り切れない奇数の3.3333333333333...の永遠の如く。
5/31/2024, 3:47:32 PM