また明日
また明日なんて、当たり前だと思ってた。
家に帰り5条半にもなる居間へ駆け込んでカラーテレビの小さい画面であの顔を見た。
いつも電車に乗って、その後ずっと帰る道も似てる家の近い男子高校生。その彼の
心は透明で
俺も最初は透明な心を持っていた、多分俺の尊敬する人も、透明だった。いや、似て非なる透明さがあった。
俺は普通の家で普通の仲睦まじい両親に育てられてきた。その両親と仲のいい夫婦とその息子……俺の1歳下の子とも遊んで過ごしてた。
でも俺の尊敬する人は両親が医者だった。小さい頃から戦隊モノの本を読んで、そして医学の勉強をしていた。道端の蛙ですらあの人は使って解剖の勉強をしたり、1人しかいない妹の面倒を見て可愛がっていたとも言って。
俺たちは住む世界が違った。心の透明さも、何もかも、家族構成や地位も違う。
なんなら俺ら2人はあの人より汚れていた。
俺ら2人、それぞれいた両親は海に呑まれて消えた。
その後引き取ってくれた俺より下の息子さんの叔父は俺らに暴力を振るってきた。身体的、心理的、経済的虐待、ネグレクト。ずっとそれだった。
そんな俺らの前に来たのは古くから伝わる噂でずっと危険だとされた気弱な少年。
多分彼が1番の透明な心を持っている。
俺らはもう汚くなってたから手を差し伸べて話を聞くなんてしないで2人がかりでその子を虐めた。
今思えば本当に申し訳ない、でも今のそいつは笑いながらいいよだなんて語るから本当に当時の俺を殺したくて仕方が無くなった。
俺ら2人、何も知らない惨めで哀れで汚い子供だった。
いや、2人じゃない、少なくともあいつは違う。俺だけ。
当時気弱で虐められていた少年を助けたのは白い少年だった。
国際的に見ても世界で5本指に入る治安の良さ、そしてなんと言っても高水準の医療。そんな国で生まれ育った少年が、世界的にも消された国の白い少年が、俺の前に。
綺麗な心の少年は何故こんなにも堕落していくのだろうか。
行き着くのはゴミ捨て場、俺ら捨てられたいらない子。寂しいなら手を繋いで聖歌を歌おう、神に祈ろう。
いつかのシスターは言ってた。
神様にお祈りすると心は透明になって晴れやかな気持ちになるって。
理想のあなた
理想のあなたは背が高い。
理想のあなたは顔がいい。
理想のあなたはお金持ち。
理想のあなたはお洒落好き。
理想のあなたはお医者様。
理想ってなんなのかしら。
叶えられないから理想なの。
今いるこの場所、この時間の出来事が理想とはかけ離れていても私は私だしあなたはあなた。
そして生きなきゃいけないの。
理想はなんだと並べてみてもあなたよりは劣るかも。
現実のあなたは背が普通。
現実のあなたは顔が普通。
現実のあなたはお金持ちじゃない。
現実のあなたはお洒落に疎い。
現実のあなたはサラリーマン。
だけど誰よりも私を愛してくれる。
誰よりも私を大切にしてくれる。
理想は理想に過ぎないの。現実も案外悪くない。
お金だって地位だって名声だっていらない。
それが理想だとしても現状で満足してるの。これ以上の幸せはないと思うの。
だから私、望みません。
謙虚に誠実に愛されるように生きるわ。
今の目標はそれ。
なんで目標で理想じゃないかって?
理想にしたら叶わなくなるじゃないの。
私の手に届く物こそ私が愛しているものなの。
別れ。
それは出会いとのデュオで誕生した。
出会いと別れの対比はいつも人間関係等を示す。
出会ったから好きになった。冷めたから別れた。そんなものが大体の例であげられる。
だがどうだろう……実際は何に使われるのだろうか。
恋愛で振られるの別れ、恩師との卒業と別れ、死別などが挙げられるだろう、会えて人間関係にだけ注目したので大目に見てほしい。
ただ分かることはあるだろう。
出会いがあるから別れがある。
別れがあるから出会いがある。
人生とは、そういうものなのです。だから、全てを受け入れて暮らす他、人間には術がないのです。
sweet Memory
Sweet memory, does it sound familiar to you?
I don't have any. At least, I've never had a sweet experience.
However, I have had a somewhat bittersweet experience. This is a story from my childhood.
There was a boy I had mutual feelings for at that time. His name was... what was it again? Well, it doesn't really matter. During the last year of middle school, on the school trip, he was taken by another girl.
I was so frustrated that I lost my energy.
The amount of conversation has also decreased.
My first love ended in an instant.
From my point of view at that time, I felt the shock that the world would end.
I've never experienced something like this.
Therefore, I can't talk about sweet memories.
Then I stopped falling in love. I told myself that being afraid of being taken and being friends is the most fun.
However, the season of sweet feelings may still come to the record of my life that will be played from now on.
I dream of such a time and sleep.
I sleep with a handful of hope.
I hope tomorrow will be a better day.