すみません、ハイテイと読んでしまったので、もう今回はダメです。
そういえば電気グルーヴのピエール瀧が薬物で収監されたとき、石野卓球は旧Twitterで「瀧君に会いたい」と言っていた。
一見すると、いまでも変わらず相方を受け入れてるいい話なんだろうけど、ちょっと引っかっていて、もしもこの薬物の件、石野卓球が知らないところでやってたなら、まずは「どうしてそんなことを...」になると思う。じゃあ知ってたんだとしたら「分かっていたのに止められなかった、すまん...」が切実な感情なんじゃないのかな、とか引っかかる。
でもこちらはまだいい方で、複数の女性への性的侵害でジャニーズタレントが何人か摘発されてたけど、そんときにグループのメンバーなんか、しれっと良識ぶったコメントをしてた。
いやいやあんな話ならメンバーも知ってただろうし、早い段階で止めるべきだったのに、ずっと見ぬふりをしてきて、発覚したら拒否するのは汚いし、相手に対しても修復できなくなるくらい酷い。
まだ瀧君に会いたいとか言ってる方が情がある。
ちなみにピエール瀧が釈放された時の記者会見で、スーツをきめて髪型も真面目に7:3にして「お騒がせしました」と神妙に頭を下げる予定だったのに、会場に来てみたらファンが彼のステージ芸の「ケンタウロスの着ぐるみ」を着てうろうろしていて、思わず嬉しくて不謹慎に笑いそうになったとかいうあたり、これからはきちんとやり直してほしい。(でも一般人ならやり直せないんだけどな。)
昨日のタイトル「美しさ」については、じつはここ数週間ぐらい気になってた言葉で、というのも「美学者」という方が社会現象について書いてる新書を読んでたら、いきなり「陰謀論は………美的な満足度が高い」とか、「美学者〇〇は、人々が陰謀論に惹かれるのは……「美的魅力」によるものだ…」みたいな表現が出てくる。日常的な「美」の使い方なら陰謀論は別に美しくないし、陰謀論の魅力についてはもちろん他の要素やより適切な形容もあるだろうし、だからこの美学者、「美」をより広義の精神作用の意味で使ってるんだろうけど、それはどゆこと?と思ってあちこち探すんだけど、それはどこにも書いてない。そのままで「美」とか「美的」とか「美学者」とかいう言葉が頻発してて、「あなたの美しさって何やねん??」ってなって読み進められなくなる。
新書が岩波、講談社、中公に富山房ぐらいしかなかった頃は、専門家が専門領域をコンパクトに解説していて、いろいろ教えてもらったし、でも難しかった。岩波新書なんて、全点奥書きに「道義の精神に則らない日本の行動を憂慮し、批判的精神と良心的行動の欠如を戒めつつ、現代人の現代的教養を刊行の目的とする」とか書かれてて、だから読んでても難しくて分からないのもあった。
何かの専門家が、専門外のこと、もしくはエッセイを新書にするような〇〇の壁現象の頃から、新書の出版タイトル数が増えて、するとたぶん編集者がPOPまがいの〇〇が9割とか、なぜひとは〇〇できなくなったのかみたいなキャッチーなタイトルを当ててくるので、読んでもどうして〇〇できなくなったのかが分からなかったりする。
なんかもう、タレント活動が本業の自称〇〇学者とかYouTuber系の〇〇評論家の営業の場にもなってる。
もちろんTOKYO MXの「なんて美だ!」(毎週火曜24:00-24:30)も、毎回 のように「それって美なの?」から始まるんだけど、こちらは出演してる現役東京芸大生がむしろスマートで、もしもこの人が新書を出したら、意外となかなかゴツい高階先生みたいなのを出してくるんじゃないかと思ってしまう。
この世界と言っときに、じゃぁ「あの世界」もあるのか、って話になるんだけど、知られてない世界はそもそも思考には入ってこれないし、知られた世界ならそれはもう「この世界」の一部。すると「この世界」ではない世界は、創造上の「異世界」しかなくなる。
でもそれは日本語の場合で、文化によっては世界が「人々」も意味する場合があるので、すると別の国家や文化圏を意味すると思う。
すると、なんでworldやuniverseやmundus/iを世界と訳したのか、ということになるんだけど、調べると「世界」もかなり古い言葉で、仏教用語の漢訳。この世界は須弥山を中心とする一定の空間領域で、同じような規模の領域がたくさんある(三千大千世界とか)。この漢語をさらに分解すると、「世」は過去・現在・未来の三世、「界」は全ての地域のことらしい。
すると、一つの言葉を意味に応じて複数の訳語に翻訳し、しかもその訳語にも複数の意味があるので、元の言葉には一意に訳せなくなって、翻訳は難しい。
ちなみに「異世界もの」は、英語でother/another worldと訳されるらしいんだけど、そのままisekaiが使われていたり、reincarnationともいうらしい。フランスではisekai が主流とか。(ChatGPT調べ)
定着していきそうな概念ならば、すんなりと読みやすい文章にするために自国の言葉に落とし込むのではなく、isekaiと原語にしておくのも、将来の混乱を考えれば賢い翻訳だと思う。
夢みていたきもの、寝ちがへ、筋たがへ、こむら返へり。不意の蹴りだし、肘うち、殴打、腕などに乗る。猫の主上の、下僕起きるべしとて足ゆび噛む、顔を掻く、鼻の爪掛け。
薄ぐらきに夢のまま歩きて、屏風を蹴る、レゴを踏む。
忘れたるひとの夢路にて通ひ来たる。
明けても鼾にて乾きたる喉、繋ぎ忘れた携帯。