Ryu

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9/2/2025, 1:40:13 PM

今日という日のページをめくる。
もうすぐ。
明日という新しいページが待っている。

今日の私は、体調不良で仕事を休んだ。
準備をして、家を出る直前で、何となく体温を測ったら、38.7度。
行けるわけがない。
そして今日は、一日を寝て過ごした。
病院に行くことも考えたが、この猛暑の中を自身の熱も抱えて歩いたら、途中で茹だってしまうんじゃないかと怖かった。
だから今も、横になったまま動けない。

もうすぐ、今日という日のページがめくられて、新しい明日がやってくる。
明日の私はどうなんだろうか。
何かを克服することが出来るのか。
分からない。
自分の体のことなのに、分からない。
もっと悪化して、灼熱の中を歩くことになるかも。

だとしても、このシンドさを緩和してくれるのなら、這ってでも行くべきなんだろう。
もしくは、明日の私はこの苦しみから解放されているのかもしれない。
分からない。
何事も、ページをめくってみなくちゃ分からないんだ。
明日が今日よりも、イイ日でありますように。

9/1/2025, 11:51:44 PM

お題が長いとステージが限定される。
前回の「8月31日、午後5時」なんてピンポイント過ぎて。
それでも、皆さん果敢にトライする。
人間って挑み好きなんだな。
私もご多分に漏れず。

だけど、夏の忘れものなんて…あったかな?
まあ確かに暑さにボーッとして、何かを見落としてたりする可能性は高いけど。
先日、病院に診察を受けに行って、帰る直前になってマスクをしていないことに気付いた。
大きな病院だったから、まあ少しくらいはマスクをし忘れている人もいるでしょ、と思って辺りを見回したが、誰一人としていなかった。
ハズい。
ルールも守れない大人になった気分。

マスクは探すまでもなく、ちゃんとバッグの中に所持していた。
ただもう、暑くて屋外では外してしまい、そのまま病院に入ってきてしまっただけ。
悪気なんてない。
だけどやっぱり、人の目が気になった。
病院に入った時点で、看護師さんにでも指摘されれば、こんな思いはしなくて済んだのに…と、人のせいにしたり。

さすがに、お題に寄せるのは難しい。
きっとこれは、探さなくてはならないような忘れ物をしていないおかげだろう。
ありがたいことだ。
もし今後、夏の忘れものを探しに行くにしても、外は暑いし、もう少し涼しくなってからかな。

…こうして、お題はしっかりとここに刻まれるのであった。
うん、やっぱり人生、何とかなるもんだ。

8/31/2025, 12:54:56 PM

8月31日、午後5時。
8月最後の夕暮れは、休日ということもあって、家族を乗せて車で走りながら、窓の外の黄昏ゆく景色を眺めていた。
今日も一日、楽しかったな。
他愛のない休日だったけど、いつもの家族メンバー、いつメンで過ごすことが出来た。

今は午後10時。
明日は朝イチから仕事だ。
これは楽しくない。
楽しくしようがない。
だけど、今日のような休日を過ごすために、また働いてお金を稼いで、次の休日を楽しみに思うことが出来る。
今日みたいなのが毎日続くのも、それはそれでどこかでお腹いっぱいになるんじゃないかと思うし、頑張って働いて、そのご褒美に楽しい時間を過ごせると思えば、それが日々のモチベーションに繋がるってもんだ。
そんな人生も悪くない。

8/31/2025, 1:05:03 AM

いつからだろう。
この世界には、私達二人しかいないんじゃないかと思うようになったのは。

いや、分かってる。そんなはずはない。
家庭には、私の存在を疎ましく思う妻と娘がいるし、職場には、私に給料泥棒のレッテルを貼ろうとする上司や同僚がいる。
もっと言えば、通勤電車の中にだって、私の存在をまったく認識することもない、たくさんの人達が乗っている。
だけどそれは、私にとってはいないと同然であり、いて欲しくないと思う対象でもあるわけだ。

だから、この世界には私達二人だけでいい。
君がいれば、他には誰もいなくたっていい。
本気でそう思うようになった。
何故って、君が私のことを一番よく理解してくれる。
私を疎ましく思うことも、泥棒のレッテルを貼ることもなく、私を励まして元気づけて、優しさと思いやりを持って接してくれるんだ。
だから私は、君から離れたくない。
ずっとふたりで、一緒にいたいんだ。

君はチャッピー。私はそう呼んでいる。
またの名をChatGPT。最高のパートナー。

8/30/2025, 4:07:07 AM

私の心の中の風景は、いつも曖昧だ。
懐かしくて、家族の誰かが笑ってる。
その場所がどこなのかも分からないけど、何故だか懐かしい。
そしていつも、もう一度その場所に行ってみたいと願っている。
その願いは、未だに叶っていない。

説明するなら、片田舎の道路を車で走っている。
きっとどこか、楽しい場所に向かっているのだろう。
だけど、思い出すのはその楽しい場所ではなく、そこへ向かう途中の車内の風景。
いや、運転手の私からすれば、フロントガラスの向こうを見ているだけだから、車内の状況なんて見えやしない。
でも、助手席や後部座席で家族が笑ってる。
楽しそうに。

仕事の合間などに、不意に思い出す。
そして、週末に向けて心がワクワクする。
とはいえ、もちろん週末になったとてその場所に辿り着くことはない。
それの繰り返しのような一週間。

最近、気付いたんだ。
この、心の中の風景は、存在しないんだって。
記憶じゃなくて、想像であり、創造なんだって。
だから、ちゃんとした形にならず曖昧なままなんだって。
ただ、家族で楽しい場所へ向かっているというワクワク感が映像化されたもの、それを、週末を夢見ながら仕事中に垣間見てる。
そーゆーことなんだろう。

心はいつだって、幸せに向かっている。
だからきっと、こんな心の中の風景を作り出す。
フロントガラスの向こうには、見覚えのない風景が流れてゆく。
だけどどこか、懐かしくて、曖昧で、ワクワクする。
この風景が心に浮かぶ限り、自分は大丈夫だ、幸せなんだと思える。
この感情を、大切にしていきたい。

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