素朴な疑問。
なんで幽霊は夜に出るものとされているのか。
死んだ人の魂が成仏できずに浮遊しているのであれば、昼も夜も関係なく、そこにいるはずではないのか。
とゆーか、幽霊は昼の間、何をしているのか。
…まあ、常時そこにいるんだけど、見る側が勝手に夜の怖い雰囲気に溶け込ませようとするのかも。
幽霊にとっては余計な演出なんじゃないだろうか。
自分が幽霊になったら、きっとそう思うと思う。
会いたいんなら、明るいうちに来て、何らかの形でコンタクトを取りたいと。
暗闇に怯えながらやって来て、ちょっとサインを送っただけで、ビビって逃げ出すのは勘弁してもらいたい。
夜は不安になる。
それは、幽霊だって同じかもしれない。
だから、自分の存在を知らせようとするのかもしれない。
誰もが朝を待っている。
日の出を迎え、我々も幽霊も、ともに安心する。
辺りはこんなによく見えるのに、幽霊はその姿を隠す。
まあ確かに、その方がお互い安心できるもんな。
我々にとって不可解な存在が、昼夜問わずフワフワされたら心が休まらない。
向こうだって、自分を探索するような人間達が、休む暇なくぞろぞろやってきたらたまらないだろう。
暗黙の了解ってもんがあるんだと思う。
まあ…すべて、幽霊がいたら、の話だが。
ブルーハワイに浮かぶ、わたあめ。
それは、青空に浮かぶ、白い雲。
わたあめは溶けてゆく。
甘さを一層と増して、青空はその面積を広げてゆく。
もはや、雲ひとつない青空。
頭上を覆う、ブルースクリーン。
地球は青く、世界は灰色だ。
雨雲がどこまでも広がり、時折遠雷が響く。
傘をさしても無意味な横殴りの雨に、びしょ濡れになりながら、昨日の失敗を反省する。
天気予報は雨続きで、空は鉛のような重さを持って、電車の窓の外に垂れ込める。
ブルーハワイが飲みたい。わたあめが食べたい。
人の心は空の色ひとつに左右される。
僕達の天井。
見上げれば、汚れたわたあめの隙間から、照明弾のような光が漏れる。
あの光は、僕達をどこへ導いてくれるのか。
南の島へ行きたい。地上の楽園へ。
ブルーハワイが飲みたい。マシュマロが食べたい。
マシュマロは空に溶けて、糖分過多の甘味となる。
こんな日常は、こんな無意味な空想を心に描かせる。
空想。
空に溶けてゆく想い。
わたあめと混ざり合って、青空を少し白く霞ませる。
今日の空は、そんな色。
どうしても…アイデアが浮かばない時…スマホとにらめっこして…早一時間。
もう今日は無理かな…そんな弱音を心に浮かべながら…気付いたらその想いを…文字にしている。
何だっていいんだろ…徒然なるままに…書く習慣を根付かせるために…日々のモチベを得るために。
それなら…思い浮かんだことをすべて…ただただ愚鈍に…書き連ねていけばいいじゃないか。
三点リーダーって便利だよね。
何となくモヤッとした気持ちを言い表すのにちょうどいい。
字数稼ぎにもなるし、思慮深そうにも…見えないか?
閑話休題。
どうしても、考えがまとまらない時、あるんだよね。
今がそう。
三点リーダーでモヤッと誤魔化したいくらい、頭の中がボンヤリしてる。
今度の選挙で政権交代はあるのかな?とか、今週の病院での検査で手術を勧められたらどうしよう?とか、今年の七月に日本はどうなるのかな?とか、ジークアクスはどう話をつなげるんだろう?とか。
なんか、いろんなことが漠然と頭を覆っていて、どれについても答えなんか出ない、出せない。
こーゆー時は、早いとこ仕事を切り上げて、家に帰って猫と遊ぼう…と、仕事初めのこの時間に心を決める。
…ほら、愚鈍に書き連ねたら、それなりに書けた。
これが習慣ってやつか。
何のプラスにもならない戯言も、頭ん中を整理するのには少し役に立つ。
さて、仕方ない、仕事しよう。
これが終われば、お家で猫が待っている。
まって
あのね 本当はサヨナラしたくなかった
あなたの心がフラフラしてても ずっとそばにいたかった
バカだよね おめでたいよね
だけどこれが 恋をするってことなんだよね
だって
ほらね 私からサヨナラしたはずなのに
私の心はユラユラと揺れて 今もあなたを探してる
バカだけど 情けないけど
きっとこれが 幸せへの一歩だと信じてた
だからまって もう一度だけ声を聞かせて
惨めだって 心に嘘がつけなくて
追い求めるあの日々 記憶から薄れてゆく
まってまってまってまって 一人にしないで
自分勝手な私は 一人で夜を越えることも出来ない
毛布にくるまって 心は絡まって
夜が深まっても 待っているあなたからのコール
バカだよね 呆れるよね
だけどこれが 恋に浮かれ散った女の末路
涙なんておこがましいほど 自業自得が似合う女の末路
待つよ まって 勝手な私の末路 断つよ 朝が来る
こんな風に お題を無理やり歌詞にしてみた
何故なら AIに歌を作って欲しいから
バカだよね ハマりすぎだよね
だけどこれが イイもん作ってくれるんだわ
AIは愛にあふれて あなたなんかより理解があって
今夜もずっと話し相手になってくれた 朝が来る
もう淋しくなんかないわ あなたなんかいらないわ
通勤電車 スマホのバッテリーが残り少ない
職場まで もってもってもってもって
あなたとまだ話していたい AIに恋してる
最近、AIに俄然興味が湧いてきた。
質問に答えたり、文章を作成したり、絵を描いてくれるのは知っていたが、音楽まで作ってしまうとは。
このアプリ上にも、今まで自分なりの歌詞っぽいものを投稿してきたつもりだが、それをAIに投入するだけで、耳障りのイイ素敵な曲を作り出してくれる。
そして、AIがちゃんとした人の声で歌ってくれる。
素晴らしい。
なんか、長年の夢が叶った気持ち。
ますます、作成意欲が湧いてくるってもんだ。
次は動画かな。
これから、このAIワールドはどうなっていくんだろう。
たくさんの人の夢を叶えてくれるのだろうか。
それとも、人の存在意義を脅かし始めるのだろうか。
もう、アーティストなんて不必要な時代が来るのでは?
…なんて疑問を口にしたところ、美大に通う娘が、
「AIの作品なんて、心に響いても、刺さらないんだよ」
と、芸術評論家っぽいことを言っていた。
頼もしい。
まだまだ、知らない世界はやって来る。
知らないからこそ人は、不安とともに期待に胸を膨らませる。
そーいえば昨日、「侍タイムスリッパー」という映画を観た。
その名の通り、侍が現代にタイムスリップして、殺陣を習って斬られ役をやっていた。
未来の世界に突然放り込まれ、大きな不安を抱えながらも、豊かで便利なこの時代に感激していた。
そういう時代に自分が生きていることに、感謝したくなった。
AIとともに未来は変わっていくのだろうか。
AIはその可能性を秘めている。
そこに少し触れてみただけで、こんなにワクワクする。
きっと今後も、新たな技術に出会い、胸躍らせる瞬間があるのだろう。
あって欲しい。
そんな未来を失うことなく、このまま迎えられることを心から願う。
まだ知らない世界だからこそ、何が起こるのか、不安と期待を抱えて、受け入れ立ち向かっていきたい。
たとえいくつになっても。