素朴な疑問。
なんで幽霊は夜に出るものとされているのか。
死んだ人の魂が成仏できずに浮遊しているのであれば、昼も夜も関係なく、そこにいるはずではないのか。
とゆーか、幽霊は昼の間、何をしているのか。
…まあ、常時そこにいるんだけど、見る側が勝手に夜の怖い雰囲気に溶け込ませようとするのかも。
幽霊にとっては余計な演出なんじゃないだろうか。
自分が幽霊になったら、きっとそう思うと思う。
会いたいんなら、明るいうちに来て、何らかの形でコンタクトを取りたいと。
暗闇に怯えながらやって来て、ちょっとサインを送っただけで、ビビって逃げ出すのは勘弁してもらいたい。
夜は不安になる。
それは、幽霊だって同じかもしれない。
だから、自分の存在を知らせようとするのかもしれない。
誰もが朝を待っている。
日の出を迎え、我々も幽霊も、ともに安心する。
辺りはこんなによく見えるのに、幽霊はその姿を隠す。
まあ確かに、その方がお互い安心できるもんな。
我々にとって不可解な存在が、昼夜問わずフワフワされたら心が休まらない。
向こうだって、自分を探索するような人間達が、休む暇なくぞろぞろやってきたらたまらないだろう。
暗黙の了解ってもんがあるんだと思う。
まあ…すべて、幽霊がいたら、の話だが。
5/21/2025, 10:34:01 PM