Ryu

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4/27/2025, 9:45:14 PM

ふとした瞬間に死にたくなること、たまにある。
そんなに生に執着してるわけじゃないから。
とゆーか、何となく生まれて、何となく生きてる。
死んでたまるか、ってな状況にはそうそうならない。
命を賭して生きてる実感もないし、たまにリタイアしたくなることだって普通にある。
ただ、そんな簡単には終わりにしたくないのも人生。
それは、言うなれば、もったいないから。
一度きりの人生。
あえて終わりを早める必要もないかなと。

原始の時代に生きた人々は、そんな考えを持つこともなかったのだろうか。
生きることが当たり前。
獣に出くわしたら、戦うか逃げるかの選択のみ。
究極だ。
ま、いっかで、笑い飛ばす選択肢はない。
今を生きる我々は、笑い飛ばせることですら、死ぬことが選択肢のひとつとなっていたりしないだろうか。

だけど、死なない。
ふとした瞬間に迷うことはあっても。生きてて良かったと思える瞬間があることも知ってるから。
だから、一時の気の迷いは笑い飛ばして、ま、いっかで生きていく。
そもそもが、不意に死にたいと思えるなんて、それは幸せな人生を送っている証なんじゃないだろうか。
生に執着する必要のない、命を賭して戦うか逃げるかを選択する必要のない、自由でのんびりとした人生。

不意に、何もかも嫌になる時はあるけれど、それは生きていく上での余興みたいなもんで、音楽を聴いたり、映画を観たり、ゲームをやったり、誰かと語り合ったり、恋をしたりするのと何ら変わらないと思ってる。
結局、生きているからこそ死にたいと思える訳で、この世界に存在していなかったら持つことすら出来ない感情。
そう、運命でも宿命でもなく、単なる感情でしかない。

なんて、ふとした瞬間に考える。
自分って、ホント平和で暇なんだな、と思える瞬間。

4/27/2025, 1:27:13 AM

どんなに離れていても、何かしらの乗り物に乗って会いに行く。
乗り物が無かったら、自分の足で歩いてゆく。
そこに、君がいるなら。
僕を待っていてくれるなら。

君に会って、何するわけでもないんだけれど、一緒に食事して、近況でも報告し合って、お互い大変だねとか言い合って、また必ず会うことを約束して、さよならするだけで十分なんだ。
それ以上は望まない。
君には君の事情があるからね。

だけど、会えない人生は辛いな。
この地球上にいる限り、僕は君に会いに行くよ。
僕が君に会うために、この列車のレールは敷かれているのだと思う。
あの通りの信号は青に変わるのだと思う。
この足が、交互に地面を踏みしめるのだと思う。
すべては、君に繋がるルートを進むために存在するのだろう。

会えない時間は、次に会える日を楽しみにしてる。
君が元気に過ごしていることを、心の底から祈る。
僕にとって大切な人であり、必要な人。
そばにいて欲しいけど、今のままでも構わない。
どんなに離れていても、僕は会いに行けるから。
恋心抱いて、君に愛に行けるから。

丸い地球の上に、君がいて良かった。
回る地球の上で、君と出会えて良かった。

4/26/2025, 2:06:13 AM

「こっちに恋」「愛にきて」
合わせて「恋愛」なのに、かなり自己中な二人。
こりゃうまくいかんよね。
お互いがお互いの主張ばっか通してちゃ。
たまには、
「自転車恋で、今すぐ君に愛に行くよ」
ぐらいの行動で想いを伝えなきゃ。

ダジャレ。
何となく恥ずかしい。
オヤジギャグくらい恥ずかしい。
まあ、よう言わんが。

ところで、気付けば超短編な物語をいくつも書いてきた。
良し悪しは別として、自分の中にこんな発想があったとは、と驚かされることもしばしば。。
書いてみないと気付かなかったことでもある。
書くことが楽しいと気付いたのも書いてみたからで、人間、ともかくやってみることは大事なんだなと改めて思った。
そのうち、自分が書いた作品をひとつにまとめて、自分だけの作品集なんかを作ってみたい。
もちろん、自己満足のために。

まさにそれは、書く習慣が身に付いたなってこと。
今回のような若干苦手なお題にも、何とか対応しようとする姿勢。
もはや、生活の一部になってる。
だから、苦手なことにも挑戦してみよう。

「こっちに恋」
「愛にきて」
「そろそろ僕達二人、終わりかもし恋愛ね」

…ダメだ。一時間考えてこんなんしか…苦手は苦手として、静かにしまっとこう。

4/24/2025, 2:50:30 PM

めぐりあい宇宙。
知ってる人は、ここにどれくらいいるんだろう。
案外知られてるのかな。
もう、40年も前の作品だけど。

宇宙と書いて「そら」と読む。
機動戦士ガンダム三部作の最終章。
それの、サブタイトルっていうのかな。
おじさんにとっては青春そのもの。
40年経った今でも色褪せない名作だ。

最近、GQuuuuuuXが始まったから、また人気が再燃していることもあって、娘達までファーストガンダムに興味を持っている。
こんな作品が他にあるかな。
親子でガンダムを語れるとは思わなかった。しかも父娘で。
サザエさんやドラえもんも長いけど、家族で語る内容でもないしな。

ガンダムで描かれているのは、戦争。
しかも、若者が巻き込まれ、多くの人達が死んでゆく。
きっと自分は、あの作品を見て、初めて戦争の恐ろしさや理不尽さに触れたんだと思う。
カッコいいモビルスーツにワクワクしながらも、その戦いの中で散ってゆく戦士達の姿がリアルに描かれていたから。

日本が誇るジャパニメーション。
これからもどんどん新しい作品が作られ、発展してゆくのだろう。
その礎となり、これからもずっと語り継がれてゆく作品を、リアルタイムで見られたことに喜びを感じる。
そう思えば、年を取ることもそう悪くない。
たくさんの名作との巡り逢い。
もっともっと、新しい世代の人達とも分かち合いたい。

4/23/2025, 11:30:23 PM

退院の日。
長い入院生活を終えて、やっと家に帰れる。
ずっとこの日を待っていた。
辛い治療や手術にも耐えて。
病室のベッドの上からほぼ動けずに、この病院から一歩も外に出ずに。
毎日同じ天井を眺めながら過ごした。
そんな日々もやっと終わる。

家族が皆で迎えに来てくれた。
コロナの影響で見舞いも許されず、しばらく会えなかった子供達も来てくれた。
やっと会えた。
涙がこぼれそうになる。
お父さん、頑張ったんだよ。
お前達にまた会うために、辛い入院生活を乗り越えたんだ。
待っててくれて、ありがとう。

もう、自由だからね。
さあ、これからどこへ行こう。
どこへだって行けるんだ。
だって、こんなに身も心も軽くなって。

…いや、体は別か。あんなところにある。
出来ることなら、元気になって退院したかったな。
皆の笑顔に迎えられて、会えない時間に起きたことを話して。
それすらも出来ない。
こうして、少し高いところから見下ろしているだけ。
皆を、そして、自分を。

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