これは、ミステリーな香り。
あなたは誰。私は誰なのか。
これを今読んでいる人達に、私の素性は知られていないはず。
それはお互い様。あなたは誰。
会ったこともない人達に、想いを届けることが出来る。
これは素晴らしいアプリだけど、あなたはいったい誰なのか。
どこに住み、どんな日々を送り、私の作品にどんな感想を持ってくれているのか。
何も分からない。分からなくてもいい。
ただ、そこにいるあなたは、幸せな人であって欲しい。
何も思い煩うことなく、私の作品を楽しんでもらえるなら、私も自由に思い描くことが出来るから。
不安や怒りや悲しみの中で、そこからあなたを解放することが出来るならそれは理想だけど、そんな力は持ち合わせていない。
だからただ、自由に思い描く。
描き終わってみれば、全然ミステリーではなかったな。
まあ、得てしてこんなもの。
心は移ろいやすく、徒然なるままの散文に過ぎず。
そんなオチのない駄文を、最後まで読んでくれたあなたは誰?
どこかで出会えたなら、お茶の一杯もご馳走したい。
ある静かな町に住む高校生、遙香(はるか)は、ある日、学校帰りに公園のベンチに置き去りにされた古びた封筒を見つける。封筒の表には「大切な人へ」とだけ書かれており、中身は手紙であった。遙香は、その手紙に書かれた温かい言葉に引き込まれ、自分の好奇心を抑えきれず、手紙の送り主を探すことに決める。
手紙には「君が見つけてくれることを願って書いた」とあり、どうやらこの手紙は誰かからの告白が含まれているようだった。遙香は次の日、クラスメートの友人たちと一緒に情報を集め始める。封筒の特徴や内容を手がかりに、彼女たちは町中を駆け巡る。
町の古い図書館やカフェ、商店街を巡りながら、遙香は手紙の送り主を探す過程で、町の歴史や隠れたスポットを知ることになり、その中で彼女自身の思い出もたくさん掘り起こしていく。特に、郵便局の老舗の店主と出会った時、彼から語られる昔の恋の物語に心を打たれる。
手紙の送り主を探しているうちに、遙香は同じクラスの男の子、健人(けんと)と親しくなる。健人もまた、手紙の行方に興味を持ち、遙香と一緒に謎解きを楽しむようになる。二人は次第に自分たちの気持ちに気づくが、遙香はこの手紙の送り主が誰なのかに夢中で、そのことに気づかない。
数週間後、ついに手紙の送り主が分かる。町の昔からの住人の一人であり、彼はかつての恋人に宛てた手紙であった。彼女は長い間行方不明になっていたが、最近町に戻ってきたという。遙香は困惑しながらも、この手紙の真実をこの町の人たちに届けることに決める。
遙香は町の広場で、送り主とその恋人を再会させるイベントを企画する。そして、手紙を読み上げることで、二人は再び心を通わせ、過去の思い出に浸ることになる。遙香はその瞬間、健人の存在の大切さに気づき、彼に真実の気持ちを伝えることを決意する。
手紙の行方は、過去の人々をつなぎ、遙香自身の成長と新たな愛の始まりを示す大切な鍵となった。彼女は手紙の持つ力を実感し、これからの人生でも大切な人々との絆を深めていくことを心に誓った。
物語は、遙香と健人が互いの手を取り合い、未来に向かって歩き出すシーンで幕を閉じる。
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「手紙の行方」のタイトルで物語を作って。
と、スマホのAIアプリにお願いしたら、上記のような作品が出来ました。
凄い。ものの数秒でこんなものが。
んーでも、面白いのか、これ?
イマイチ微妙な気もするし。意味が分からない箇所もある。
まだまだ人間の創作能力には敵わないってことでいいかな。
自分が書いてたらね、もっとハートフルな作品が…。
…と、自己満足したので、もう寝ます。
AIアプリ、ありがとう。お世話になりました。
私の心の隙間に忍び込んだ、あなたの存在が輝き始める。
テレビやYouTubeやSNS、様々なメディアを使って、あなたはその輝きを増してゆく。
もう、眩しくて直視出来ないほどに。
それでもあなたを見つめていたい。
そして、輝くあなたを見つめる私達も、輝きを生むだろう。
何かに心を奪われ、一心不乱に没頭する情熱の輝きだ。
怠惰な心には決して生まれない輝き。
だから、あなたの存在は尊いのだとも言える。
あなたの存在が、私達の人生を輝かせるのだから。
輝きたいのなら、愛すべきものを持て。
愛すべきものの輝きに、心を奪われてしまえ。
そして、打ち込め。のめり込め。
闇に沈む日々を送るくらいなら、生きる糧をその輝きに注ぎ込め。
たとえ、決して手には入らぬ輝きだとしても、ともに存在することの出来る喜びに歓喜すればいい。
そうすれば、人生は無条件に意味を持つ。
生きる理由がそこにある。
「時間よ止まれ」は、コレを書いてる時によく思う。
何もアイデアが浮かばない時。
それでも何か残したいと思うから。
そう、まさに今。
先日観た「ハケンアニメ!」って映画の中で、過去に伝説の作品を作ったとされる監督が、「存在しないゼロのものを、作り出さなきゃいけないプレッシャー分かる?」と訴えていた。
分かる!と叫びたくなった。
いや…おこがましいのは承知の上だが、気持ちとしては、同じようなものを感じたことがあるってこと。
まあ、プレッシャーの大きさはまるで違うけど。
そういう意味では、時間さえあれば何かイイものを作れるって訳でもないのかもしれないけど、何しろ他にもいろいろとやりたいことはあって。
映画観たりゲームしたり家族で出かけたり、合間に仕事したり。
最近読んでなかった本もまた読み始めたいと思ってる。
これは「Perfect Days」って映画の影響。
そうすると、時間は貴重になる。
人間誰しもタイムリミットがある訳で、その中で、たくさんのやりたいことを割り振りしていかなくちゃいけない訳で。
「時間よ止まれ」で世界の動きが止まったら、その割り振りもかなり余裕のあるものに変わる気がするけど…いや待てよ、貴重なのは時の流れなのに、それを止めてしまったら、時間という概念そのものが停止してしまう訳で…まあよく分からないけど、家族で遊びに出かけるのは難儀しそうだな。
お昼を食べるお店もやってなさそうだし。
やっぱり、世界が正常に稼働してこその営みなんだよな。
人が生きるってことは。
時間が止まったまんま戻れない事態なんて地獄だしな。
時は流れるから貴重なんであって、その貴重な時間をうまく使うことに意義があるんだろう。
…よし、何とかそれっぽいものが書き上がりそうだ。
こんな駄文でも、何もないところから生み出した作品とも言える。
いや…これは日記みたいなもんか?
いずれにせよ、頭の中にある言葉達をアウトプットすることが出来た。
これで、今日のやるべきことはしっかりやり終えた。
頑張ったな、俺。
…あ、これから仕事だった。
「大丈夫?」
一人落ち込み悩む夜、必ず君の声がする。
あのクローゼットの中から。
幻聴なのは分かってる。
君はもういない。
クローゼットの中にも、この世界にも。
仕事に疲れて、世の中が嫌になって、命が邪魔に思えた夜。
クローゼットの扉の向こうから、「大丈夫?」って。
思わず、「もうダメかも」って答えてしまった。
「助けてあげようか?」
君は優しい人だった。いつも僕を支えてくれた。
クローゼットの扉が、ゆっくりと開いてゆく。
「待って。君の名前を教えて」
僕の問いに、扉の動きが止まる。
「…なんでそんなもんが知りたい?」
それは、君の声じゃなかった。
クローゼットの扉に体当りして、力づくで閉じ込める。
「どうして?どうしてこんなことするの?」
君の声がする。でももう騙されない。
「僕は大丈夫だから。君がいなくてもやっていけるから」
静まり返るクローゼット。
その後、悔しそうな舌打ちの音。
知らぬうちに、僕は泣いていた。
次の日、回収業者を呼んで、クローゼットを引き取ってもらった。
中身もそのままに。
君の形見の品がたくさん詰まったまま、何者かをその檻に閉じ込めたまま。
遠ざかるトラックを見送りながら、
「僕は大丈夫だから。君がいなくてもやっていけるから」
昨夜と同じように、君に別れを告げた。
もう、君の声を聞くことはないだろう。