Ryu

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6/13/2024, 2:11:20 AM

退職代行サービスの利用者が増えてるとか。
お金を払って依頼する理由は、辞めると伝えて上司に怒られるのが怖いとか。
まあ、それだけではないだろうけど。
入ってみたら、思ってたんと違うってことは確かにある。
でも、会社なんて組織は、サークルなんかと違ってそう簡単に辞められる気がしない。

だけど、自分が退職を考えたりしてた頃にはそんなもの無かったし、どうせ辞めるんなら、嫌いな上司だって単なるおっさんに変わる訳だから、言いたいこと言って立ち去ってやろうと思ってた。
少なくとも、辞めると伝える時に、目の前のおっさんを上司として怖がる気持ちは無かったな。

結局、一度も会社を辞める経験をしないまま、この歳まで働いてきた。
もはや、会社とサヨナラするのは定年退職を迎えた時になりそうだけど、思えば、上司と衝突することの多い仕事人生だったな。
自分の上の立場の人間だからって、誰もが正しいとは限らない。
自分が正しいのなら、相手が誰だろうが負ける気がしなかった。

ホント、上司にとってはメンドくさい奴だったかも。
周りの人達が、不本意ながらも口を閉ざすのを何度も見てきたから、会社という組織の中では、これが正解なのか、と思ったこともある。
でも、やるべき仕事をしっかりとやっているのなら、理不尽な要請など飲む必要はないと思ってたし、本当に納得がいかないのなら、この会社から離れる選択肢だってあると。

会社なんて、いずれサヨナラする時が来る。
そうなったら、先に書いたように、上司は単なるおっさんだ。
街で会っても忖度する必要なんかない。
でも、自分や家族とは、死ぬまでずっと付き合っていく。
どちらを優先すべきかは明白だ。
職場のストレスで身を壊すなんて、何のために生きてるのかさえ分からなくなる。

だから、退職代行サービスの存在に異論はない。
ただ、自分の人生の選択に伴う行動を、安易に他者に任せられるようになってくると、覚悟を決めて腰を据える場所を作る気持ちが薄れちゃうんじゃないかなと…まあ、人それぞれの生き方があるか。
会社にプレッシャーを感じるくらいなら、辞めて次を探せばいいと思う。
きっと今は、その方が賢い選択とされる時代だ。

ここまで書いて、「好き嫌い」のテーマに沿っていないことに気付く。
無理やりだが、上司に対しての好き嫌いってあるよね。
今までの上司は、嫌いな方の割合が大き過ぎるが。
こんな人でも、自宅では家族に愛されてるのか?とか、勘ぐってしまう。
人の上に立つ人は、まず、周りの人間への思いやりや配慮を学ぶべきだと思います。

うわ、長くなり過ぎた。
そろそろ終わりにしたい。
終わらせ方が分からない。
退場代行サービスにお願い出来ないかな。

6/11/2024, 11:47:06 PM

この街のどこかで、誰かが泣いている。
それは、私の友達でも知り合いでもない。
ましてや、家族でも、恋人でも。
ただ、本当に辛いことがあって、堪えきれずに、大声を上げて泣いている。
それは小さな女の子や、年老いた老婆かもしれない。

その事実を知ったなら、私はどうするだろう。
いや、何もしない。
何も出来ないに決まってる。だって他人だから。
自分や家族を守るだけで、誰もが精一杯だ。
誰かを本気で救うことで、疲弊するのは自分だって分かってる。

だけど、辛くて泣いている人がいない世界であることを、心のどこかで願う気持ちくらいは持っていたい。
この街、この国、この世界で、自分と同じような感情を持った人達がたくさんいて、そのうちの何人かが想いを行動に移したとしたら、世界はどう変わるだろう。
昨夜この街で泣いていた誰かぐらいは、救えるのだろうか。

街は人を包み、吐き出し、そして育んでいる。
街のいたるところで、泣いたり笑ったりを繰り返す私達。
同じ屋根の下で暮らすのが家族なら、同じ街の中で暮らす私達はなんと呼べばいい?
何かしらの結びつきがある、でも他人でしかない。
だけどそれは、家族だって同じ。

他人だから、痛みも悲しみも自分のものじゃない。
でも、大切な人の痛みなら、何とかして取り除きたいと思うだろう。
そして、誰かが嘆き苦しむ映画やドラマを見て、一緒に涙する感情、これを否定することは出来ない。
ドキュメンタリーなら尚更だ。
画面に映っているのは、まったくの赤の他人なのに。

この街のどこかで、誰かが泣いている。
それは、私の友達でも知り合いでもない。
ましてや、家族でも、恋人でも。
ただ、それでも心が痛いんだ。
そうであって欲しくないと思うんだ。
本気で救うことは出来なくても、きっと何かが好転して、また笑顔が戻ることを願うよ。
この街のどこかで。

6/11/2024, 3:47:36 AM

やりたいことが多すぎる。
と言ってもありきたりな、インドア編。

サブスクで観たい映画がいっぱいある。
アニメだってドラマだって見たい。
ウォッチリストの中はいつだって満杯で、毎月のように増えていく。
時間がない、というのは言い訳で、いつでも見られる、で満足しちゃってるのかも。

音楽だって然り。
好きなアーティストの新しいアルバムが出ても、数回聴いたら次のアルバムへ、なんて。
学生の頃は、お小遣いで買ったアルバムを、文字通り擦り切れるまで聴いたもんだけど、便利過ぎて、サブスクの弊害なんじゃないかと思う、今日この頃。

積みゲーもどうしたもんかな。
これはサブスクじゃないけど、子供の頃の憧れ、大人買いの為せる業か。
ひとつのゲームのボリュームも昔と比べもんにならないし、これ、死ぬまでに全部クリア出来んのか?ってくらい積み上がってる。
まあ、嬉しい悲鳴ってやつか。

そして、書籍。
もしかすると、これに割く時間が一番減ってしまっているかも。
電子書籍に移行して、スマホやタブレットに保存しても、気付くとスマホを使って別のことをしてる。
YouTubeとかXとか、サブスクで動画とか。
紙媒体に戻した方がいいのかと思う、今日この頃。

世の中、便利になった分、昔のようなモノの楽しみ方が出来なくなったような気がしてる。
どっちがイイとは言い切れないけど、時折、「昔は良かったな」なんて感傷に浸るのも確か。
でも、今は今で、好きなものをいつでも、な現状に満足してる。
まったく、贅沢な悩みだ。

いずれにせよ、やりたいことがたくさんあること自体が幸せなのかな。
これらすべてに興味を失くす時が来るなんて、考えたくもない。
もちろんこれはインドア編であって、家族と出掛けることでも幸せは増してゆく。

それほどお金をかけて大それたことは出来なくても、日々の小さな楽しさを満喫していくことで、きっと人生は充実したものになるはずだ。
いや、すでに充実しているな。
これからは、その中から本当に必要なものの取捨選択が必要になるのかなと思ってる。
悲しいかな、時間は限りのあるものだから。

6/9/2024, 3:23:04 PM

あれは、震災の夜。
都内の交通機関はほとんどがストップし、職場には、早々に帰宅を諦めた人もたくさんいた。
それでも、あの日は金曜日。
このまま週末を職場で過ごすのは嫌だった。
こんな時だからこそ、家族と一緒にいたかった。

家まで歩く決心を固め、職場を後にする。
深夜の歩道には人が溢れ、見たこともないような行列を作っていた。
当時はガラケーで、スマホのように詳細な地図も見れず、自らの方向感覚と人の流れに身を任せるしかなく、起きた災害の規模の大きさも相まって、非常に不安な気持ちで夜の東京を彷徨い歩いた。

足が疲れてきて、眠気と疲労が一緒にやって来て、それでもただ、歩いた。
歩くしかなかった。家に辿り着くためには。
限界が近付いて挫けそうになった頃、道路沿いの神社で炊き出しをやっていて、通りすがりの私にも、町の人が豚汁を振る舞ってくれた。
優しさと温もり、あの恩は忘れない。

やっと我が町に辿り着いた頃には、あれだけ大勢いた人の流れは消えて、数人のゾンビが前後を歩くような有り様になっていた。
そこに、ゆっくりと朝日が昇ってくる。
寒い夜が明けて、新しい一日が始まろうとしていた。
自分のマンションが見えてくる。
達成感と安堵感。

だけど、時を同じくして、東北の空の下では、絶望と失望に押し潰されそうな人達がたくさんいたはずだ。
夜通し歩いたが、もうすぐ家族の待つ家に帰れる自分と、昨日という一日の中で、家族やすべてを失った人達と。
天秤に掛けられるものではないが、せめて、この暖かい朝日の温もりが、遠い東北の被災者にも届いていることを願った。

6/8/2024, 3:27:14 PM

小さな日本を飛び出し、世界で活躍しようとするなら、必ず人生の岐路に立たされることがある。
選択を誤れば、気持ちが崩れてしまい、その後のプランが総倒れになることだってあるだろう。
ここで間違えてはいけない。
いつだって、ベストな回答を導き出すんだ。

すべては自己責任であり、誰の助言を得ることも叶わない。
それは当然のことだ。
すべては君の経験であり、君の血と肉になるのだから。
そして今、
天空を司る運命の女神は、究極の選択を迫ってくる。
君が決めるんだ。君が選ぶんだ。

「Beef or Chicken ?」

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