ハルハル

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2/21/2025, 1:56:58 PM

お題「夜空を駆ける」

僕は小学3年生。

学校で皆んなが言ってたんだ。
夜中2時に星を描いて、夜空の上を走れますようにって願うと本当に走れるらしい。

本当なのかは分かりないけれど、僕は言っていた通りに星を描いて夜空の上を走れますようにって願った。

そしたら僕は何故か宙に浮いて、ゆっくりと夜空へと浮いたんだ。
僕は片方の足を前へ踏み出す。
するとまるで地面についているかのように、ゆっくりと進んだ。
僕は走ってみる。

うわー。
本当に走れるんだ。


小鳥の鳴き声が聞こえる。
目を開くと、いつもの僕の部屋と眩しい陽射し。

な〜んだ。
夢か。

2/19/2025, 3:14:01 PM

お題「あなたは誰」

インターホンが鳴った。
「ごめん。鍵忘れて来ちゃって」
「はーい。今開けるね」
「ありがとう」
お母さんが中に入ってくる。
私を見て驚きで後ずさる。

「あの...どちら様ですか?」

2/18/2025, 3:02:18 PM

お題「手紙の行方」

現代っ子は、手紙よりもメールが多い。
私は小学生の時は、手紙とか交換ノートしてたな。
今はもう私もLINEになっちゃったな。
けれど唯一書く時がある。

それは年賀状とバレンタインの時。
他に何かあったっけ?
皆んなはまだそういう時以外に手紙を書く人居るのかな。

そういえば年賀状は手紙に入るのかな。
でも唯一手紙みたいに書けるよね。
2030年がもしもまだ地球が生きていたら、きっとそんな手紙を書ける事が無かったりして。
もしかしたら全然あるかもしれない。
もしかしたら昭和や平成みたいな時代がまた来るかも知れない。
もしかしたら縄文時代かな、それとも平安時代かな。

私は平成の頃が1番好きだったな。
1番平和だった様な気がする。
それに1番ルールを守っていた人が多かった頃な様な気もする。
私の友達も大体の人は平成が好きって言ってたよ。

皆んなは平成なのかな、それとも今?平安時代なのかな。

2/16/2025, 2:07:24 PM

お題「時間よ止まれ」

私には不思議な力がある。
それは時間を止めれる力。
いつもも練習をする為に使う。
母親にありがとうを伝えたくて使っていたりする。
今日の朝も時間を止めて練習してきた。
そして母親にありがとうを言って学校に足早で行った。

現在中学生の私には難しい事なのだ。
今日は別の事を練習をする。
私には好きな人がいた。
心の中で時間よ止まれと唱える。
そして好きな人の前に立って、大きな声で言う。
「好きです!付き合って下さい!」

何度も、何度も練習をする。
私は席に戻ってラブレターを書く。
そしてポケットの中に入れる。
心の中で時間よ動けと唱える。
そしてとうとう本番。
私は好きな人を屋上に呼んだ。
勿論ラブレターでだけど。
物陰に隠れて生徒が居なくなると、急いで下駄箱の中に入れる。
「体育館裏で話しがあります。来てくれませんか?」
私は体育館で待つ。
すると好きな人が来てくれた。
私は勢いよく言う。
「好きです!付き合って下さい!」

好きな人は笑っていた。
「急過ぎない?それに、今頃ラブレターの手使う人居るんだ」

私の頬が赤くなる。
「だってそれしか勇気が無くて...」

私の好きな人は微笑んで言った。
「ありがとう。俺も好き。付き合おう」

2/15/2025, 12:33:08 PM

お題「君の声がする」

私は...母親を中学の時に亡くなってしまった。
今現在は高校3年生である。
中学の時は施設に住んでいた。
今は一人暮らしをしている。
あの頃は...考えもしなかった。



まるでスローに見えた。

青信号なのに、車が走っていた。
母親の叫び声が聞こえる。

「奏!!」

横を見ると、車が見えた。
まるでスローに見えた。
足がすくむ。
車が目の前に来る。
私は目を瞑った。

すると何故か後ろから押された感覚がした。
後ろを見ると、母親が横たわっていた。

「お母さん!!」

通行人がザワついている。
どうやら救急車を呼んでくれたようだ。
救急車のサイレンが鳴り響いていた。
救急車に乗っていた人、 救急隊員が私の腕を掴む。

「触ってはいけない!」
「嫌!お母さん!」

私の涙が頬をつたう。
救急隊員は私の腕を掴んで、母親から遠ざける。
救急隊員が母親の首筋に触れる。
そして口に耳を傾けていた。
救急隊員は首を振る。
その瞬間救急隊員は掴んでいた私の腕を離す。

「お母さんは...お母さんは無事なんですよね!?ね!?」
「残念ですが...」




今夜そんな過去の事を考えて寝る準備をする。
涙目になる。
母親は今天国で元気だろうか。

布団を敷いて寝転ぶ。
目を瞑る。
夢を見た。

母親が私の頭を撫で優しく微笑んで言う。

「成長したわね」

夢の中の私は5歳児だった。
夢の中の私が涙目で言う。

「お母さん...元気にしてた?久しぶり」
「久しぶり。勿論元気よ。今まで会えなくてごめんね」
「大丈夫だよ。お母さん」

その後ずっと母親は何も言わずずっと頭を撫でてくれた。

目が覚める。
私は泣いていた。

お母さん...

起き上がって学校の準備をする。
誰も居ない家に私は言う。

「行ってきます」

すると何故か母親の声が聞こえた気がした。

「行ってらっしゃい」

きっと...お母さんだね。

私はまた笑顔で言う。

「行ってきます!」

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