宇賀神

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1/31/2026, 1:29:46 PM


旅路の果てに

人は旅をする
一生をかけた旅を
人生という名の旅を

そこに価値を見出すかはその人次第
旅が幸か不幸かなんて自分しか分からない
でも、選ぶ
後悔があるかないかないかなんて気にしない
いや、これもその人次第かも

旅をすれば世界に色がつく
鮮やかになる
でも、明度が上がるか下がるかはその人次第

悩む、きっと悩む
でも心配しなくていい
進んで進んで止まりたいときに進んで
自由に旅をしよう

あなたは自分が選んだ旅路の果てに、何を見る?

6/19/2025, 1:49:59 PM

雨の香り、涙の跡

「ぽつ、ぽつ」雨の音が窓越しに聞こえる
雨の日は嫌いだあの日を思い出すから
あの頃の自分が憎い、憎くて仕方がない

いじめが始まったのは高校二年からだ
理由は分からない、ただ急にはじまった
暴力なんて日常茶飯事、教師も見て見ぬふりをした

死ぬほど辛いし何度も死のうと思った
でもやめた
日向がいるからだ

この辛い日々の中で日向だけが救いだった
日向は僕が帰ると「わんっ!」と元気に吠える
家族も学校も敵だったが日向だけは味方でいてくれた

でも
日向は死んだ、殺された
あいつらが水に薬品を盛ってそれで…

あの日降っていた雨はまるで僕の心を映したかのようだ
いつか過去を忘れられると人はいうが
そんなのは嘘だ

窓にもたれて僕はつぶやいた
「守ってやれなくてごめん…」
涙が窓をつたった、まるであの日の匂いみたいだ

2/27/2025, 3:24:06 PM

cute!

「かわいくなれますように…」

いじめが始まったのは二年生の中盤
私は自分を変えたくて化粧をして学校に行った
すると周りは
「ちょっと豚が色気づいたんですけど〜!」
「てかメイク濃すぎwww」
「キモいわ~」

そこから段々いじりがいじめになっていった
足をかけられたりゴミをかけられたり
私の心は次第にズタズタになっていった

容姿が悪くて馴染めていないということだけで
何故こんな目に遭わなくてはならないのか
私は不平等なこの人生を恨んだ

そして今、目の前には縄の輪がある
どうか次の人生では…

「かわいくなれますように」

 

2/25/2025, 4:08:30 PM

さぁ冒険だ

私は天使だ
私の住む天界では下級層が労働し上級層が楽していた
みんな仮面同士で笑い合ってる気味の悪いとこだ

「こんなとこにいたくない!」 
そう考えるようになるのが自然だろう
思い立ったが吉日、私は外界に冒険へ行くことにした

「わあ!」
外界では天界と違って汚かったり暗かったりするけど
なんだかそんな外界が好きになった
仮面の笑顔じゃなくてちゃんと笑っていられたんだ

外界に降りて半年、追っ手がやってきた
私一人いなくても天界は回るだろうに
どうして冒険一つさせてくれないのだろうか

というかなぜみんなあそこが嫌にならないんだ?
あれこれ考えていると急に眠くなって、倒れてしまった  

あれ、私外界にいて、それで…
ズキッ、頭が痛くなる
あ、そうだ仕事しなくちゃ仕事…そう思ってると
目の前に笑う人影が見えた

「冒険なんてさせるかよ」

2/24/2025, 9:11:04 AM

魔法

「これは幸せの魔法だよ」
「君もいつか本当に幸せにしたい人を見つけて
              魔法をかけてあげてね」

母はいつも僕に優しくしそう語りかけ抱きしめてくれた
母の墓を前にその言葉がフラッシュバックする
結局僕は誰に魔法をかけてやることはできなかった

高校を卒業しぼくはすぐに地元を出て
東京の大学に行った
とにかく家が嫌いだった

暴力を振るう父
いじめてくる同級生
助けてくれない傍観者

でも大学に行ってからは楽しかった
友達もできて、遊んで笑って
でもそんなことをしてるうちに

本当に大事な人を失って
後悔したって遅いじゃないか
「ごめんなさい…」
懺悔するように僕は墓の前で泣き崩れた

母はあの環境にいて壊れた、死因は自殺だという
「もう後悔したくないからさ」
ぼくは空を見た
僕の頭には復讐の二文字しかなかった

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