7/1/2024, 12:22:10 PM
流れるひかりを
ぼーっと映して
右手に触れた温度を
ぎゅっと掴んで確かめる
いつか見た夜景をもう一度
そう思っていたのに
輝きが褪せたのは
窓が曇っているから?
あたしの目が 曇ったから?
停まった景色に
あたしを覗き込むあなたが重なる
あたしは窓から
振り向けずに
映るあなたがうつむくのを見た
滲むひかりの中に
サヨナラが見えるよ
【窓越しに見えるのは】
6/30/2024, 10:28:10 AM
『久しぶり』
あなたからのメッセージに
驚いて手が震えた。
十数年ぶりの『会いたい』に
迷いなんて少しもなくて
お互いの薬指の
不揃いな指輪を見ないふりした。
絡まって絡まって
ほどけなくなった糸は
切って離したはずなのに
固く結んで繋いでしまえば
その距離は
前より もっと近くって
離れる方法が
もう見つからない。
【赤い糸】
この糸はきっと、
誰かの首を絞めてる…
6/29/2024, 9:14:46 PM
青に浮かぶ白が
ソフトクリームに見えるのは
夏が、暑いから
【入道雲】
6/28/2024, 12:10:13 PM
始まりを告げられることも
終わりを知らされることも
なにもないまま
過ぎていく
そう思っていたのに
夏に生まれた君が
『夏が好き』だと笑う
ただ それだけで
蝉の声
赤いシロップのかき氷
脱ぎ捨てたサンダル
足に残った日焼けのあと
昨日までの歳下の君と
今日からの同じ歳の君
すべてが季節の合図に変わる気がした
「僕も好きだよ」
君に届け
【夏】
すぐには書けなくて、お題だけで保存しても
♡をタップしてくれる方たちがいる。
とってもうれしい。
感謝を込めて。ありがとう。
6/27/2024, 2:30:55 PM
貴方 と あたし と それ以外
世界には、この三つしかなくて
それならもう
居場所は ここ しか なくない?
貴方のいない場所なんて
この世からなくなればいい
どこか になんて
あたしは行きたくない
【ここではないどこか】
ぬぁぁぁぁ。
なーんにも思いつかない。
絞り出した結果がこれか。苦笑
いつか書き直そう。