【梨】
桃栗三年柿八年
梅は酸い酸い十三年
柚子は遅くて十三年
梨はゆるゆる十五年
林檎にこにこ二十五年
銀杏のきちがい三十年
………知ってた?
【10/12 どこまでも】
どこまで行っても、どこへ逃げても、
君が結局僕のもとへと帰ってくるように、
僕もまたいつも君のもとに戻ってしまう。
まるで見えない鎖か、運命の糸か、
君が君であるための因果なのか…。
僕が僕であるための所縁なのか…。
吸い寄せられる君とのその切れない絆に、
僕は満足をしながらも…でもね納得はしていないよ?
だって、僕だって他の人を愛してみたい。
相思相愛な幸せを感じでみたいのは普通だろう?
だから、今生はここまでにしようよ。
一度くらい君のいない人生を送らせてほしい。
どうせ来世も…どこまでも、僕らは一緒なのだから。
※遅くなりましたが、書きたかった…!
【未知の交差点】
君と僕が交わる場所があるとしなならば、そこはたぶん誰も知らない未知の交差点。だっで君も僕も、そもそも同じ時代(とき)を生きていないのだから、本来ならありえないことでしょう?
それでももしも君と僕が出会うことがあるのなら、それはきっと世界いの歪みか、世界の終わりか…。
ふふふ…勇者と魔王なんて、いつだってそんなものだよ。
いくら僕が君を愛したって、いくら君が僕を愛してくれたって、世界がそれを許さないのだから。
だから僕らは交わらないほうがいい。
誰も知らない未知の世界…すべてが終わる最期のときに、ようやく僕らは出会えるのだから、僕は静かにそのときを待つだけのことだよ。
そしてそれは、君もきっと同じだろう…?
【秋恋】
穏やかな春の恋を迎え、
激しく暑い夏の恋を知る。
秋の恋はただ静かに君を知り、
厳しい冬の恋を乗り越える糧とする。
【愛する、それ故に】
あなたを愛する、それ故に
わたしはあなた以外を愛せなくなった