誰よりも
容姿端麗、文武両道、僕の人生はそこから始まった。
幼稚園に行けば可愛いと褒められ、かけっこでは当然1位を
小学校でも勉強は得意で、リレーはアンカー、やはり可愛いと褒められた
中学高校とスムーズに過ごし、今や大学生。
バレンタインでは毎年少なくとも30個は貰うし、街を歩けばモデルの勧誘を受ける。
最高の人生、誰もがそう思うだろう。
走るのが早い?
勿論速く走るために練習したさ
勉強も出来る天才?
出来るまで頑張ったのさ
顔が良い?
スキンケアを怠らず、筋トレもしたさ
確かに土台は違うのだろう。どうやっても速く走れない人もいるし、勉強できない人、容姿に関しては生まれ持ったものも大事だ。
それでも、僕も努力をして、頑張って、当然と突き放される僕は誰よりも惨めだ。
モテても結局誰も僕とは付き合わない。
どれどけ勉強をしたって、結局容姿のおかげにする。
学校では男子に目の敵にされ、馴染めない
例え運動の練習しても、結局はそれだけだ、スポーツ推薦にかかることはない。努力で何とかする事しか出来ないから。
20過ぎて一人また一人と結婚する。
結局僕は容姿しか目当てで無い人しか寄ってこない。
まるで世間から切り離されているようで、誰よりも異質な存在だ。
僕に振り向く人はいれど、僕と一緒に過ごしてくれる人は居ない。
誰よりも…孤独だ。
1000年先も
ある学者は思いました。
「この技術を後世に残さなくては」
学者は一冊の本にまとめ残しました。
ある人は思いました。
「壁に絵を描きたいな」
その人は壁に絵を掘りました。
学者が残した本は戦争や、時が経ち失われました。
壁に描かれた絵は1000年先も残り未来の学者を悩ませました。
1000年先も
「ずっと、ずっと愛してる!!」
そう言って消えていった恋人を待ち続けました。
雨が降る日も風が強い日も何年も、何年も。しかしついぞ現れませんでした。
私は魂になって500年も待ちました。彼への思いが減ることはありません。
それでも空白の時間は辛いものです。
それから諦めて転生して色んな動物になりました。
時には子孫繁栄したりもしました。
浮気じゃありません。本能です。
そうやって500年後、彼を諦めました。
幻覚だったのです。全て。何故そんな事に気づいたか、単純明快神様が哀れに思い教えてくれたのです。
彼を求めさまよった1000年。
でもきっと1000年先も愛しています。
旅路の果て
純粋無垢な自分は旅を始めた。
走って眺めて探索する
次第に泥で汚れて走れなくなる
気づいたら何にも興味は無くてただ歩くだけ
段々と旅を始めたことを後悔する
何も思いつかなくてただただ無心で歩く
この旅に目的なんてないんだから
気づいたら全身汚れて体に纏わりつく。
一歩一歩と歩くがその一歩に痛みを感じる
段々と歩くことすら億劫で
立ち止まりまた進む
旅の目的を考えたってあの頃の輝きは世界に無い
何思ったか、何のためだった全て分からなくなる
それでも今更足を止める事は出来ない。
ただ歩くだけ。
子供だった自分が老人になり
旅路の果てにいきつく。
その時得られたのは旅が終わった不安と安心。
誰のものでもない自分の旅がやっと終わった
逆光
店の中心で女が馬乗りになり俺の首を掴む。
初めて見る顔。
力が入りくぐもった声が勝手に出る
女は非力だが、締めるくらいは出来るんだな…漠然とそう思った。
綺麗なストレートの髪が床に落ちて俺を囲うと少し視界が暗くなる。
燦然とした空間に似合わないほどの周囲のざわめき。
俺の首を掴んだ女は逆光のなか歪んで、酷い顔をしていた
時を結ぶリボン
リボンがある。
引っ張りますか?
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│ はい いいえ │
│ │
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→いいえ
蒼く汚いリボンだ何となく触るのはやめておこう。
その後も特に何々事もなく人生を終えた
→はい
赤く艷やかで魅力的なリボンを引っ張る。
するっとほどけたリボン。
リボンが結んであった木をよく見ると、奥に社がありその木が祀ってあったようだ。
リボンを元に戻す?
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│ はい いいえ │
│ │
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
→はい
なんだか祀って合ったみたいだし戻しておこう。
以前ほど綺麗ではないが括り直した。
艷やかで綺麗なリボンを後に家へ帰る。車に泥を跳ねかけられてり、ガムを踏んだりしたが家へ帰った。
その後、なんだか運がないがそこそこ幸せに人生を終えた
→いいえ
このリボンは魅力的だ盗んでしまうほどに。
それからどんどん不運が続いた。
鳥に糞をかけられたり、小指をタンスにぶつけるのは良い方で道を歩けば車に撥ねられかけたり突風で橋から落ちそうになることが増えた。
神社へお祓いに行く?
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│ はい いいえ │
│ │
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
→いいえ
通学路、リボンがあった山の近くで車道へと飛び出した自分は見る影もないほどになって死んだ
→はい
「こ、これはお前さん何をしたんだ?!!」
神主さんに問い詰められた。
そこで唯一思い当たるリボンと山での出来事を話すと、リボンを見せろと言われた。
なぜだか手放せないリボンは薄汚れてはいたが、綺麗なままだった。
神主さんにリボンを渡す?
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│ はい いいえ │
│ │
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→はい
惜しくもリボンを渡すとその後に入念にお祓いをされた後リボンがあった山へ行きお供え物をした後神主さんの指示で謝罪をした。
神主さんが薄汚れたリボンと新品の綺麗なリボンを元あった木にくくりつけて、もう一度謝罪をした後に帰った。
神主さんにはこっ酷く叱られたがその後は今までの不運が不思議なほど無くなった。
→いいえ
それでもこのリボンが惜しい。お祓いだけしてもらい家へ帰った。しかしとても汚れてしまったリボンは変色してきている。
リボンを洗う?
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│ はい いいえ │
│ │
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→いいえ
リボンを洗うなんて面倒くさい。
机の上へ置いていると空けていた窓からとんで行ってしまった。つい追いかけ2回の窓から落ち、当たりどこが悪く死んでしまった。
→はい
なんだか繊細な生地な気がしたので手洗いてリボンを洗った。すると元の赤色は完全に消え暗い蒼色のリボンになってしまった。
途端にリボンがとても汚く思え、「元の木にくくりつけようと」思った。
もう夕暮れ、山までいけば暗くなるというのに山へ行き木に括り付けた。
「………?あれ身体が動かない。」
何者かに後ろから襲われ死んでしまった。薄汚れたリボンはまた綺麗な真っ赤に染まっている
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???
「おーこれがバッドエンドるーとかぁ…他にも色々ルートあるし、セーブポイントからやり直すかぁ」