友達の話なんだけどね、
ぼくはきみからそう切り出される話を聞くのが好きだ。
きみが話してくれる「友達」の話はとても魅力的で
【思いついたらかきます】
あぁ、そうだ。
今年はどうします?
最近は半袖ですら暑くなったのか、タンクトップや和服やらで過ごしている傍らの腐れ縁の相手は言葉が足りないときがある。
主語や話の脈絡もなく放たれるそれは腐れ縁の中ではどうやら無意識のものらしく、注意や指摘をされたら一応直そうとしてくれるが未だに改善されてはいない。
今回のそれも無意識のものだったらしく、問いかけに少しだけ眉を顰めれば、キョトンとした後何かを察したのか、あー…という声とともに気まずそうに視線を逸らされた。
気づいたならいい。
「…気をつけます」
「いい。それよりさっきの話は何のことだ?」
「いや、あのですね。そろそろお盆が近いのでどうするのかなぁ、って思いまして。それに夏祭りも…」
あぁ、帰省か。
そういえばここ数年は感染症やら何やら色々あって自粛してたなぁと思い出す。
傍らの腐れ縁も同じような理由でかえっていなかったはずだ。
最近少しだけ緩和されてるようで、確かにかえるにはちょうど良いかもしれない。
「かえろうかと思うが」
「便乗します」
久々に盆踊り踊りたいです、なんていう背中に
「少しだけだが、花火もあがるそうだ」
と告げれば嬉しげな声が上がる。
「楽しみが増えましたねぇ」
「そうだな」
同意をすれば、珍しいと笑われた。
「……夏だからな」
「そうですねぇ、夏は暑いですから」
まだまだ突き抜けるような青さが広がる空に二人分の笑い声が響いた。
【一度書いたのが消えてオチ見失ったので…思い出したら追記】
それは例えば昔馴染みの二人が変わらず、隣同士に座ってラムネ味の氷菓子を頬張るような。
それは例えば2人から1人になった部屋での日々を重ね続けるような。
それは例えば誰かの幸せを願った存在を忘れずに居るような。
それは例えば紫陽花の花を隣で見て、競うように知識を教え合ったような。
それは例えば突然降り出した雨をチャンスだと思って声を掛ける勇気をもらうような。
それは例えば大好きな誰かのいる世界の幸せを護りたいと思うような。
それは例えば朝起きてカーテンを開けるそんな単純なルーティンをこなすような。
そんな、誰かにとっては他愛のない、
そして誰かにとっては大切な一日を過ごすことなんだろう。
どんな色がすき?
なんて問いかけから始まるあの歌を小さな頃聴いていたなぁ、なんて思い出す。
好きな色なんてよくわからなかったけど、テレビで見たピンクのヒーローがかっこよかったからピンクが好きだったような…多分。
小さな頃はそんな単純な理由で好きなものを決めていたし、好きな色だってコロコロ変わっていた。
それをいつからかアレコレ理由をつけるようになった。
この色が人気だから
この色が貴方には似合うよ
なんて言われて、本当にそれが好きかわからなくなっている。
でもきっと本当は小さい時のように単純でいいのかもしれない。
好きなものは好き
理由は後から考えれば良い。
あの人の好きな色だから
似合わなくてもいいんだ
人気じゃなくても好きな色だから
だって幼い頃きいたあの歌だって確か最後は
どんな色がすき?
全部!
欲張るのが正解なときだってあるのだ、きっと。
2人の最高な推したちへ。
私が貴方たちを知ったのはとある特撮ドラマでした。
一人は未知なる名前を持つ光の巨人のパートナーを演じた貴方、
一人は銭湯の次男で光も闇も内包する仮面の戦士を演じた貴方。
あなたたちが演じる役が大好きで、それがいつしか役だけではなくあなたたち自身が好きになりました。
実はファンクラブに入るくらい好きになったのは貴方たちだけです。
貴方がいたから私の世界は広がりました。
貴方がいたから友だちができました。
貴方がいたから行った場所がありました。
貴方がいたから食べたものがありました。
貴方がいたから買ったものがありました。
気分が落ち込んだときは貴方のことを思い出します。
貴方はとても自己肯定感高めで、いつも努力を怠らなくて、ありのままが素敵な人だから。
貴方を好きな自分を大好きにさせてくれる温かい人。
あなたがいたから、私は今日も楽しいです。
ありがとう、これからも応援させてください。
大好きな貴方が幸せな世界であれ!