10/12/2025, 10:38:08 AM
どこまでも続く道があるとすれば、歩いてみたい。でも、そんなものは存在しない。いつか道はどこかで行き止まりを迎えるものだ。だけど、もしそうだとしたら引き返してべつの道を進めばいい。
どこまでも続く道はない。
やがて歩いていく道の先にはたどり着く場所があるのだから
10/10/2025, 9:53:18 PM
道端に咲いていたのは一輪のコスモスだった。
なぜこんなところにポツンと咲いているのだろうかと疑問に思いながら見ていると、コスモスが突然浮かび上がった。
私は驚いて尻もちをついた。そのまま見ていると一輪のコスモスが揺れながら空へと舞い上がっていく。
いったいどういうことなのだろうかと呆然と見上げていると、歌声が聞こえてくる。
どこから聴こえるのだろうかと周囲を見回してみても誰の姿もない。
まさかと思いもう一度コスモスを振り返った。
するとコスモスの花を優しく握りながら山口百恵の“秋桜”という曲を歌う妖精が飛んでいたのであった。
10/9/2025, 12:03:19 PM
秋になると思いだす。あんなに好きだったあの人とほんの少しのすれ違いで別れることになった季節だ
秋の紅葉を手をつないで見に行ったとき来年もまた来ようと約束したのに結局それを果たせないまま何年も時が過ぎた
会いたい
会いたい
ただもう一度あって
あの美しい紅葉を一緒にみたい
そしてもう秋が恋しくならないようにけじめをつけたい
10/8/2025, 11:49:02 AM
愛する、それ故に傷つくこともあれば、傷つけてしまうこともある。
だけど愛することを辞められない
愛するから人を思いやれる
愛するから幸せな気持ちになれる
愛するから生きることをあきらめない
愛するから頑張れる
でも
一歩間違えれば憎しみにかわる不安定な感情でもあるんだよね
10/7/2025, 11:55:10 AM
静寂の中心でその月は輝き続けている。
だれもいない静かな山の中で私はぽっかりと浮かぶ月を見つめながら遠くにいる愛おしい人をいつまでも思い続けていた。